境域のアルスマグナ 緋の龍王と恋する蛇女神

発売日 : 2016/12/21
「私はあなたの妻です」と、創造神(かのじょ)は言った。
鬼柳怜生・享年17歳。彼の生涯は双子の姪をかばって儚く幕を閉じた……はずだった。
何故か生き返った怜生の前には、長い紅髪に豊かな胸の、見目麗しい蛇女……蛇女!?
さらに、彼女は怜生の「妻」を名乗り、彼は「神霊と結ばれ、
世に新たな魔法技術を生み出す<王>になったのだ」と告げられる。
司るは――無から有を生み出し、死者蘇生すら可能な「命」の魔法則。
かくして、世界を一変させる力を手に入れた少年の、
全世界と数多の〈王〉を相手にした覇道が幕を開ける! 
第12回MF文庫Jライトノベル新人賞・最優秀賞受賞作。
最強・最速・極悪の三拍子揃った凄絶過激な魔王の狂宴、堂々開幕!
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784040687698

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みんなのレビュー

  • まりも
    2016/12/25
    双子の姪を庇い17歳の生涯を閉じる筈だった怜生の前に、彼の妻を名乗る長い紅髪とグラマーな身体の見目麗しい蛇女が現れ、王としての人生を歩みだす話。最近人外系ヒロインが増えてるけど、主人公を絞め殺しちゃうヒロインとか新しいな(笑)王道なファンタジーに魔法技術による格差社会という舞台設定を加えた事で、単純なファンタジー作品には出せない面白さが出ていたと思います。物語の展開に勢いもあるし、一気に読めますね。確固たる信念を持った王たちがぶつかり合うバトルシーンは見応えもあって非常に良かった。次巻も楽しみな作品です。
  • 真白優樹
    2016/12/25
    科学と魔法、人と精霊が交錯する世界で死ぬ筈だった少年が蛇女な女神様に出会い始まる物語。―――操る力は命の力、交わす想いは自らの信念。何だこの最高に面白い物語は。控えめに言って最高、ファンタジー系の作品の新たな風を告げる福音となる作品である。王達は誰もが自分勝手、自らの信念に基づき天災が如く戦いを繰り広げる。そんな彼らが物語を紡ぐのは単純ではない一癖も二癖もある舞台。例え極悪と言われても、貫きたい意地と信念、想いがある。だから全てを賭けてぶつかり合う。新たな王となった少年の道の先とは。 次巻も楽しみである。
  • 村人
    2017/01/08
    下半身蛇上半身美少女系ヒロイン……、モン娘属性があったとしても寝起きに下半身で絞め殺されるのは勘弁してくれ。王としての覇道を突き進むことを決意する主人公の芯の強さ、王の素質を有する人間の狂気ともいわれる怪物性、王の力を手に入れた主人公のハイスケールなバトル展開。キャラクターどうしの掛け合いもセリフ選びが妙に笑えてきて面白い。
  • メントスin鼻の穴
    2017/01/03
    最強のメインヒロインに選ばれ、創造神になっちゃった主人公のお話。蛇女の花蓮ちゃんカワイイよ!しかし主人公は殺されすぎで可哀想な気がしなくもない。冒頭から終盤までインパクトがあり、飽きることなく読みぬけられた、上質のラノベ。こういうのが好きなんだ!
  • jr5477
    2017/01/18
    物語:7 人物:7 設定が思った以上に凝っていて面白かった。不死であることをギャグにもシリアスにも上手く組み込んでいてバランスに優れていると感じます。ただ、ヒロインの花蓮が終始テンション高めなのが物語の雰囲気からすれば若干浮いている感じがするかも。重くなりすぎない為の清涼剤の役割なのかな。あとヒロインよりも主人公の方が魅力があるというのは最近では珍しい。早めに続きを読んでみたいですね。