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富士見Ｌ文庫の新刊
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スズ2017/04/0361女子高生の速水莉莉は、学校の皆と肝試しを行った際に消えてしまった弟を捜す中で、無愛想だが優しい兄の晴と、晴に憑りつく気さくな弟の嵐と出会う。彼らは妖を癒して鎮めるお医者さんで、弟の失踪には妖が絡んでいると莉莉に告げてきて……。莉莉の隠された不思議な力や、弟が隠していたとある真実を通して、妖のお医者さんになる道を選んだ莉莉の想いが温かかったです。晴に弟子入りして、彼のためにご飯を作ったりして世話を焼く莉莉や、猫のモフモフ感を堪能しようとするがスルリと逃げられてしまい、残念そうな表情になった晴が可愛かったです
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佐島楓2016/12/2052椎名さんの御本は、「九十九さん家のあやかし事情」シリーズを読ませていただいただけですが、新シリーズである本作との共通点は「優しさ」だと思います。人やあやかしを見るまなざしがとても優しく柔らかい。この美点が作品全体を魅力ある安心できるものにしています。次作も読ませていただきます。
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坂城 弥生2020/07/1423ほのぼのした柔らかい話だった。続きも読もう。
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よっしー2019/01/2119タイトル、どこで切ったら良いのか分からない気がします(笑 あやかしが傷付くのは納得ですが、それを治療する者がいる事に新鮮さを感じました。あやかしと言えど、怖いものではなく、どこか人間味を感じて…憎めない印象です。双子も何気に癖が強いですが、いい人たちですね(笑 これから、どんな師弟関係を築いていくのか、続編が楽しみです。
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すみの2017/06/1617ネタバレあり『遠鳴堂…』『九十九さん家の…』でおなじみの作家さん作。行方不明の弟について相談しに噂に聞くある事務所を訊ねたJK莉莉はイケメン双子に驚く。一人は兄の晴で生者、もう一人は弟の嵐で幽霊。莉莉の弟の行方不明がきっかけで、妖を癒していた祖母譲りの力を封印されていた莉莉が自分の力に目覚め、晴嵐兄弟に弟子入りし、妖たちと関わろうと決心。莉莉の成長物語。晴さんのお仕事に(笑)、普段の姿からはちょっと想像つきません。最後の付喪神の決着後の姿を想像するとあの銅像っぽくてこちらも微笑ましい。
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