くりかえす桜の下で君と

発売日 : 2016/11/25
繰り返す時を駆ける青春エンターテイメント
高校1年の少年、望月譲はある日、自分がいつの間にか入学式の日に《戻っている》ことに気がついた。
疑問符を浮かべながら登校した彼は、同じ境遇の生徒会長から、驚愕の事実を聞かされる。
『学校の一定人数が、入学式から桜が散るまでの《くりかえす時間》の中にいること』
『そして、ここから出ていく方法は、この《ループ》の中で誰かと恋人になること――』
《ループ》の外に好きな人がいる譲は、彼女がこの世界に訪れるのを待つことに決めるが、同時に《ループ》内に3年以上留まっているという、ある少女のことが気になりはじめて――?

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みんなのレビュー

  • 佐島楓
    2016/12/07
    ライトノベルであっても(いや、だからこそ)、一定のリアリティが求められると思う。この作品には、その意識が薄いように思われて残念だった。
  • よっち
    2016/11/25
    高校1年生の望月譲はいつの間にか自分が入学式の日に戻っていることに気がつく。同じ境遇の生徒会長から学校の一定人数がループしていることを知らされた譲が、図書室で出会った少女・桜庭のことを気になり始める物語。出ていく方法は、ループの中で誰かと恋人になること。読書家の譲に書いている小説の感想を聞きにきた桜庭と、ループに加わってきた片想いの相手・三瀬。二人の間で揺れて自分の想いがどこにあるのか分からなくなり戸惑う譲でしたけど、臆病で不器用なだけの彼女の想いにきちんと気づいてあげられて良かったです。次回作にも期待。
  • assam2005
    2017/01/06
    タイムリープがテーマの恋愛もの。そのループから抜け出す条件は、同じループに入ったメンバーと恋人になること。そして、一度抜け出た者は二度とそのメンバーになることはない。恋する相手がメンバーになるのを待つ者、メンバー外に恋人がいる者、恋人がかつてメンバーだったと知った者、それぞれの心情は複雑。そして、メンバーとなった譲の気になる相手が必死に小説を書き綴る理由が徐々にわかってくる辺り、相沢○呼さんと住野○るさんを足して2で割ったかの様。重い部分はあまり出てこずアッサリしているのはラノベならではでしょうか。
  • いーたん
    2017/03/10
    四月の桜の咲く11日間をタイムリープにより何度も繰り返す。脱出条件は恋愛の成就。結局、最後までなぜタイムリープが発生するのかは、明かされなかったのは残念ではあるけど、物語の本筋はそこではないので致し方がない。ストーリーの流れに特段、目新しさはないのだけれど、綺麗に収まっていたと思います。三瀬ちゃん。主人公の当て馬になってしまったし、主人公との関係性も良かったので、ヒロインの桜庭より好印象を受けるのはままある話だとは思うけれど、桜庭も彼女の背景を考えれば、そう卑下するものではないと思います。
  • A3
    2017/02/12
    ネタバレあり
    読了。結末の想像はつくし実際その通りではあったけど、この手の先が見通せる話はある種の安心感を受ける。とはいえ、それが心に残るかと言えば別問題だけど。個人的にエピローグで『好みの顔じゃない』云々は蛇足に思えるな。