桐院小夜子さまのキモチ
発売日 :
1999/01/05
悠季は僕にとって光なんです──妹・小夜子の前で初めて自分の弱みをさらけ出した圭は…。
「悠季は僕にとって光なんです」幼い頃から誇り高く、矜持を保って生きてきた圭が、妹・小夜子の前で初めて弱みをさらけ出した。そんな圭と悠季の二人を見つめる小夜子が胸に秘めた決意とは!? 表題作他、「ペット・ペット・トランペット」収録。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 506円(本体460円+税)
- ISBN: 9784044346232
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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美雀(みすず)2017/02/0129ネタバレあり圭の妹、小夜子視点。トリプル婚もなかなか良いアイディアかも。って圭が本気で怒っちゃいますよね。小夜子さまが好きになりました。あと、同人誌話もなかなか面白かったです。コンに見つかったらヤバそう。
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美雀(みすず)2017/03/2327ネタバレあり早くも再読。小夜子さまの初恋の人は守村さんなのかもしれない。守村さんから感じる男性らしさを垣間見る小夜子さまの視点にドキドキする。兄はこの人を独り占めするなんて狡いという感情が女の子らしくて小夜子さまがなんだかいとおしく感じました。守村さんを通して兄さまを見てるって感じもするけどね。兄と守村さんをこれからはどんな風に見るのだろうと思いました。森のうさぎさんとペンギントーノイン本の購読権利は春山ちゃんに申し込んだ方がいいですかね?
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さとまみ(コミックス&BL小説専用)2017/07/2520小夜子視点。頭取になるって並大抵の努力じゃ出来ないよね。 トランペット3人娘の話。ありゃりゃ、バレてんじゃん。
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rabbit2018/02/1719ネタバレあり第3部外伝、桐院小夜子視点での話。完璧な兄を見てきた小夜子嬢ならではの苦悶が現れていました。生まれも育ちも上流階級な小夜子にとって悠季は冴えない男であるのに、なぜ兄の圭があんなに執着するのかを冷静に観察し、自分の謀略通りに事を進めようとしている中で悠季の純粋な人柄や考え方に触れていく中、いつの間にか自分が兄に対して感じていた想いや自分が目指したい未来を自覚していく小夜子の姿が良かったです。
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ハル2021/10/0216ネタバレあり外伝① 圭の妹小夜子のお話。兄妹がどのように育ちどのように離れていったのかが書かれていて、桐ノ院家の寒々しさ昔の慣習に縛られた息苦しさ。これでは圭もさぞ生きにくかっただろうな。小夜子のお兄様贔屓が憎しみに変わってしまう。あの悠季が刺された事件諸々がなければ小夜子の気持ちの変化はなかっただろう。悠季を挟んで圭と小夜子の関係がややこしくなって頭がイタい😅小夜子自身気付いてないほのかな悠季への気持ち。切ない。
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