竜騎士から始める国造り 2
発売日 :
2016/10/26
竜を信じ、友を信じ――、共に孤立した辺境の砦を守りぬけ!
侯爵家の長男ロベールと入れ替わった俺は、謎の斥候との衝突後、無事に竜騎士育成学校に戻ってきていた。自身の求める居場所を作るために“友人達の協力”が不可欠だと実感した俺は“派閥”作りに乗り出した。そんな折、学校より命じられたのは西方への蛮族探索。断ることもできず、先輩や現役竜騎士と共に任務に乗り出すが、見つけたのは敵国の兵に囲まれ孤立した砦! 俺は竜【ヴィリア】と共に単身砦に乗り込む決意をするのだが――。異世界成り上がり興国記第2弾!
- レーベル: ファミ通文庫
- 定価: 737円(本体670円+税)
- ISBN: 9784047343108
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みんなのレビュー
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真白優樹2016/11/095派閥づくりに乗り出す中、西方の蛮族を叩き潰しに戦場へ向かう今巻。―――自らの有用性を示せ、その戦場で。周囲への露呈、気づきが更に増し、遂に入れ替わり先の実家にも伝わった今巻。今巻で築いた戦果と築けた関係性は、この先どんな方向へと転がるのか。示した自らの有用性、示した自らの可能性。実家との会談を果たして無事に乗り切れるのか。彼の築く居場所はどうなってしまうのか。 次巻も楽しみである。
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Tatsurou mizuno2016/11/065ネタバレありちょっと硬い感じがする文体だけどストーリーは、わりと面白いですね。ミナには優しくしてあげてください。良い子ですから、次巻どうなるか気になる。替え玉がバレたらどうなるかと思ったけど、案外あっさりしてますね。そんなに重要じゃないのかしら。
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sion2016/11/093仲間内の話から国家と貴族に入れ替わりが露見していた話へとシフト。竜騎士上層部、騎馬騎士(一人)、侯爵家、第二王子とばれていましたね。うまくバランスをとっていますが人脈作りや居場所作りを急がないとですね。ミナが奴隷からロベールを命がけで護る騎士になったのがよかったです。
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旗鳴らぬこと2016/11/122ネタバレあり表紙は奴隷でメイドで騎士な女の子。竜騎士の学校に入学時に事故にあった侯爵の子供と入れ替わった異世界転生の主人公(元社会人)。卒業後に待ち受けるであろう侯爵からの報復を恐れる主人公が、力を手にして殺されないような地盤を作るため地球の知識を持って解決していく話。地球の知識と気に入られた強力な竜により推し進めていく国造りな話だと思う。エロポイントは蛮族の少女の能天気さ、貴族の堅い話の中での清涼剤である。正直、入れ替わりが侯爵家にバレてしまった時をもっと丁寧に描いても良かった気もするけどね。案外あっさりとしていて
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さっきだったとら2016/11/042入れ替わりの露見が予想外に早く冷や汗をかいたがとても面白かった。皇子や竜騎士本部には侯爵家からの指示、侯爵家にはロベール本人からの依頼と思わせ、同時に様々な功績をあげることで替え玉であれ有用な人材であることを証明し事なきを得る。バレた時は「これはだめかもわからんね」と思ったけど何とかなるもんだな。侯爵家の方はまだまだ安心できないけど、第二皇子という有力な後ろ盾を得て足場を確保したことで、居場所を作るという目標も大きく前進しそう。これからの成り上がりが益々楽しみになってきたので是非次も出してほしいね。
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