水族館の板前さん

発売日 : 2016/10/25
心が疲れたあなたに贈る、笑って泣ける“汗と涙と海水”きらめく水族館物語
やりたいことが見つからない。夢なんて諦めたらそれでおしまいだと思っていた……。尊敬する親父さんが倒れ、「月見屋」を継ぐ夢と仕事を失った板前・望月浩介。ある日、彼は見舞いに来た病院で親父さんの親友にスカウトされる。その仕事とは……まさかまさかの水族館スタッフ!? 
 変わった館長や癖だらけの仲間と出会い、失敗しながらも浩介は魚を活かす仕事の楽しさや厳しさを知る。だが、予想外のトラブルが続く水族館では更なる大問題が……!?
 温かいドラマに涙する、汗と涙と海水きらめく水族館物語。

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みんなのレビュー

  • スズ
    2017/01/28
    板前の望月浩介は、勤め先の料理屋が店を閉める事になり途方に暮れるが、店長の友人からスカウトされ、水族館の臨時職員として働く事になるが……。新卒の志帆と共に水族館勤務を始めるが、泳ぐ魚をどう捌こうか考えてしまい、お客様にどう調理したら美味いかを説明して怒られる浩介が良かった。肉食魚が餌として食べるアジを綺麗に切り身にしていく等、板前の技術が活かせる仕事もあって良かった。未知の職場で戸惑いながらも、バックヤードの見学ツアーや、餌やり体験等、新しい企画を志帆や他の職員と協力して考えていく浩介の姿が良かったです。
  • 佐島楓@入院中
    2016/11/05
    板前をやっていた青年の再就職先は、なんと水族館!? 安心して読め、ほっこり面白かった。ただ、前職が板前さんだったという特徴を、もっと前面に出してコミカルにしたほうがいいかもしれない。主人公が物語を引っ張っていくというインパクトが少し足りないかと思う。
  • 瀧ながれ
    2017/05/01
    タイトルをみて期待していたほど、「板前」の設定が活きてなかったのが、ちょっと残念。フードコートで魚の煮付けを拵えるくらいやるかと思ってた。水族館と料理の組合わせは、それほど難しいとは思えないので、いつか特別展示ででもやってみたらどうでしょう。水族館の中の描写は楽しかったです。生き物相手なので、あれこれ大変だし、水は重いものですから肉体労働も酷しいですが、夜勤中に水槽ひとりじめなの、すごくうらやましい。夜が明けなくてもいいくらい、贅沢にくつろげるな。
  • 2016/12/21
    新刊棚から手にしたヤング本。う〜ん、薄いような…。好きなことを仕事にするかどうかは、意見が割れますよね。あたしは、仕事に好きを見つけて耐える感じかも^^;
  • 宇宙猫
    2017/01/24
    ネタバレあり
    ★★★ よくあるお仕事もの。後を継ぐはずの店がなくなり就職する気力もなくなった青年が、水族館の臨時職員になってしまう。水槽の魚を見て調理方法を考えたりするのに共感した。で、仲間とすったもんだするうちに遣り甲斐を見つけてハッピーエンド。