増えゆく街の異界譚 ソ-ド・ワ-ルド2.0リプレイウィア-ドテイルズ
発売日 :
2016/10/20
日々姿を変える街ネスカザラの奇妙な事件簿を、奇妙な4人が解決します――
増殖する都市ネスカザラは一夜で建物が増えたり、道が通ったりもする奇妙な街。そして赤い霧が発生すると怖ろしい事件が頻発し――。墓守、侍女にインストラクター、おまけに造形師まで。奇妙な4人の異界譚が始まる
- レーベル: ドラゴンブック
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784040720784
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みんなのレビュー
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瀧ながれ2016/10/2326リプレイ。モンスターが数値化されちゃうTRPGでホラーをやるのは、なかなか難しいんですが、これは、ルールはファンタジーをそのまま使いながら、意味不明に増殖・変化していく街の特性と、状況の説明などシナリオ的な工夫によって、不気味で真相がわかりにくい展開をうまく演出していると思いました。率直にいうと、じゅうぶん怖いです。PCの一人である墓守りの少女がおもしろい感じのコミュ障で、なんだかかわいく見えてきました。あと常に冷静で全編にわたって他人事ぽかったルーンフォーク・メイドの、終盤の説教シーンが熱くて好きです。
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Swind/神凪唐州@名古屋めしの人(作家兼名古屋めし専門料理研究家)2016/11/179SW2.0のリプレイはいつでも購入。ちょっと出遅れ気味ですが(汗 新人さんということでどんな作品になるのかな~と読んでみたら、渋めでしっかりした、なかなかに読み応えのある展開。うさぎさんはちと哀れでしたw 上質のミステリーのようなリプレイ。あと、ここまでカッチリした防衛型戦闘って長いSW・SW2のリプレイ史の中でも初めてじゃないです? 続きも楽しみです。
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水無月冬弥2016/11/149#TRPG ホラーテイストなリプレイ。いろいろ不気味な話だけど、キャラ達のノリが軽いので中和されていますね。個人的にはイラストもキャラ設定もフリーゼが好きですね。
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ぷるっちょ2025/09/268ネタバレあり本作はGMこあらだまりのリプレイ本デビュー作。舞台は「勝手に増えてゆく街ネスカズラ」PCは職業冒険者ではなく市井の人間(冒険者技能は所持)で「墓守のレイン(シャドウ)/ゴーレム職人のフリーゼ(タビット)/フィットネス講師のカトランズ(人間)/メイドのセラ(ルーンフォーク)」として町で暮らしてる。シナリオはホラー調なのだがPCは皆個性的でコミカルな雰囲気。各話ともギミックが凝っててPCたちがもたついてると状況がどんどん悪化してゆく結構シビアなゲームバランス。フリーゼ&セラ回はやったので残りのキャラは次巻か。
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はつかねずみ2016/10/246期待の新人による新リプレイシリーズ。 今回は冒険者ならぬ街の住人による事件調査といういつもとは毛並みの違う設定が目新しく面白いし、構成上シティアド中心だけど難しすぎず簡単に見抜ける感じでもないバランスの良さといいこれからの活躍に期待したくなる。 そして、FC掲載の名誉点事業ルールも採用してるので、店がどうなるかも楽しみな一つ。 というか、討伐可能なモンスターとしてアンデッドが存在するファンタジーシステムでもホラーって十分成立するんだなあ……。
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