激突のヘクセンナハト 3

発売日 : 2016/09/10
学園魔女ランク第一位との戦いの行方は――?
月に封印されし【黒の魔女】への挑戦権を懸け、火花を散らす四法印学院の魔法少女達。
 魔女ランク第二位である術式科のメアリー・スーを退け、残すは第一位との決戦のみとなった堀之内・満と各務・鏡ペア。
 だが、一位ランカーの情報は「絶対的な防御と絶対的な攻撃をもって、何者に対しても無敵である」という敗者が残した言葉があるだけで、その正体は分からないまま。
 二人は学生の本分である中間テストやハロウィンパーティを楽しんでいたが……。
 そして、いよいよ決戦が目前に迫ったその時、欧州U.A.H.から思わぬ横やりが入り――!?
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 737円(本体670円+税)
  • ISBN: 9784048923354

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みんなのレビュー

  • スズ
    2016/09/12
    ついにランカー1位との対決、そして三賢人の一人リスべスの来訪。序盤は中間テストとハロウィンパーティーで、後半での1位との戦いには引き込まれてしまった。パーティーで学長が無理して学生服を着たら腹のボタンが弾け飛んだのと、執事長がぶっ倒れているのに侍従達が「お茶会してるんで」で放置していた所で笑ってしまった。笑ってほしい、ずっと一緒にいてほしいと願った少女とその夢を砕いた青の騎士と朱の射手、少女に新しい道を示した友の残念を認めてしまった黒き魔女の行き着く先を見ていきたい。読み終わった後に表紙を見ると泣ける。
  • ヱロ本Gメン
    2016/10/10
    やっと面白くなってきた。ということは物語が動いてきたということなのだろう。難点は会話の主体がわかりにくいこと。時折登場人物たちの吐露ではなく川上稔自身の内面が見え隠れしてるようで没入できない。フルールと学院長との構図はホライゾンでもお馴染みのもの。それはジオフレーム共々王道ではあるが目の前に近づくヘクセンナハト効果で佇まいを正して泣かざるをえない。いよいよ次巻は表裏一体の鏡と各務が、硝子と世界の成り立ちに対面するのだろうか。そう、やっと面白くなってきた!
  • Yobata
    2016/09/10
    第二位のメアリーを退けた堀之内・各務ペアはついに第一位に臨むも、第一位は、「絶対的な防御と絶対的な攻撃をもって何者に対しても無敵である」という情報のみの正体不明な存在だった。そのランク戦を前にかつての三賢人の一人が率いる欧州UAHがヘクセンナハトに介入してきて…。第一位戦。第一位の正体はなんと学園長・四法印スリヴィエの娘フルールで、使役体が学園長自身であり、全方位に花弁を咲きほこらせ爆破させるという強敵。奇しくも前ヘクセンナハトで活躍した四法印,堀之内の娘同士の戦いは、どちらも母が黒の魔女との戦いで→
  • まるぼろ
    2016/10/28
    さて今巻はランカー一位にして学長の娘であるフルールと対峙する事になる巻、それと欧州U.A.H.からの介入で、堀之内の母や学長の友人でもあるリスベス・ルエーガーが登場する巻でもあります。今巻は上記の様に欧州側の政治的駆け引きもあったりで、物語に動きがあって面白かったです。そんな中で学長であるスリズィエの真相とフルールの境遇と、堀之内との比較がよく出てて良かったな、と。そんなランク一位のフルール戦にも勝利した各務、堀之内ペアですが、この勢いのままヘクセンナハトに挑むのかどうか、次巻も楽しみです。
  • サケ太
    2017/05/15
    今回も面白い。1位の正体。欧州U.A.H.の介入。前回の大戦から喪失したもの。想いは確かに継がれる。今回も熱く、面白い。果たしてどのように世界を救うのか。非常に楽しみ。