ブラッディ・ビスカラ クロバンス戦記

発売日 : 2016/09/10
夢をとるか? 最愛の人をとるか? これは血塗られた道をゆく英雄の物語
血塗られた道をゆく若き英雄の悲壮なるファンタジー戦記

革命勢力「黄金の地平」の一員である少年ビスカラは、クロバンス王国を変えるために、命を省みず戦っていた。
憧れの指導者ラスカリナ、頼りになる同胞ベルナレット、部下のトルエノ、キネット・キトル……多くの少女たちとともに。

のちの歴史家は言う。「ビスカラは英雄だ」と。しかし、若きビスカラの前に広がっているのは、普通の人間では耐えられないような血塗られた道だった……。
人生ってやつは――、なまやさしいものじゃない。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784048923507

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みんなのレビュー

  • しぇん
    2016/09/10
    歴史風軍記物かと思ったらループしながら歴史をやりなおしていくものでした。ループする為に大切なものを犠牲にしていくとか、まさに悪魔との契約という感じですね。涙を呑んでるとはいえ理想の為、色々切り捨てていく主人公が怖かったです。最終的に平等の理想のもと元に大量虐殺を敢行してきた独裁者達と被って見えてしまいました。最後に箍が外れてしまった主人公は何処にいってしまうのでしょうか?
  • HANA
    2016/10/13
    タイムリープする戦記もの。犠牲を払いながらも進んでいく主人公と話の雰囲気がマッチしていてかなり面白かった。内容もファンタジーさはあるけれどキャラクターに任せっきりという感じはなく、しっかりと戦記ものになっている雰囲気。
  • 真白優樹
    2016/09/12
    王国を変える為に戦う革命軍に所属する少年が何度も何度もやり直しを繰り返しながら進んでいく物語。―――血塗れの覇道、血塗れの革命を進める少年は何を思う。一人の大切な人を取るか、多数の仲間達を取るのか。多数を取らなければ味方が壊滅する状況の中、少年は涙を流し自らの手を血で汚しながら大切な少女達を切り捨て突き進む。それは本当に正しき道か。その天秤は本当の意味で正しいのだろうか。捨てる事を躊躇しなくなってしまった少年はこの先、どれほどの血を流し突き進むのか。彼の心はそれに耐えられるのか。 次巻も楽しみである。
  • みどり
    2016/11/11
    戦記物とタイムリーぷもののコラボ。美味しくて2度楽しめます。今後がすごく気になるのに、すでに打ちきりとか聞かされて愕然としてます。電撃向けじゃなかった?とか??この人の本好きなんだけど。絶対次も面白くなるはずなのに・・・。
  • よちたか
    2016/11/20
    フランス革命をモチーフにした革命の物語。そこに僕街のような「リテイク」要素が加わり、物語に深みを与えている。ただし、リテイクの条件は主人公にとって大切な人を自ら手に掛けること。何より大切な人を守ることが、主人公の行動原理になることが多いライトノベルにあって、よくこの作品が(しかも電撃文庫から)出てきたな…理想を追い求める革命家の物語は、血塗られた道になりがちだが、この主人公の絶望感は半端ない。歴史を変える英雄には、ここまでの覚悟が必要なのだろうか?敵方の愛すべき無能元帥の存在が、唯一の救いだった。