きみの分解パラドックス
発売日 :
2016/08/09
物も謎もすべてバラバラに――異質な少女の学園青春ミステリー
物をバラバラにすることに異常な情熱を持つ少女・玲夏と幼なじみの少年・友紀は、総合パズル研究同好会に入部する。とあるバラバラ連続殺人事件の謎を調査する友紀たちだったが、校内で1人の生徒が殺害され――。
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 638円(本体580円+税)
- ISBN: 9784040709888
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
-
あーさん☆花火大会が迫っています!!2019/10/1883出だしっから、分解し過ぎて気持ち悪い話( TДT)我こそはそんなのに屈しない!と断言できる方はどうぞ!どうぞ!(* ̄∇ ̄)ノ
-
おかむー2017/08/2774「ねぇ、頭と胴体をちぎったら、どっちがてんとうむし?」あらゆるものをバラバラに分解することに執着する幼馴染・天使(あまつか)玲夏と、彼女が分解したものを組み立てる主人公・結城友紀。振り回されているようでいびつな共依存でもあるふたりの危うさが、比較的淡々とした文章にいい緊張感を生んでいる。『よくできました』いわゆるキャラものミステリではあるが、キャラの個性が過不足なく物語の展開とかみ合っているので嫌味がなくて好感触。エピローグの手帳のくだりは定番のデレ感ではあるが効果的。
-
よっち2016/09/1936物をバラバラにすることに対して人並み以上の情熱を持つ異質な少女・天使玲夏と、彼女の幼馴染で何よりも平穏を望む少年・結城友紀が総合パズル研究同好会へと入部し、同好会のメンバーと“アドレス”と呼ばれる犯人による、バラバラ連続殺人事件の謎を追う物語。独特な行動基準で動く彼女をきちんと理解してフォローしている友紀は、口ではいろいろ言ってもお互いにかけがえのない存在なんだろうなと(苦笑)一見サイコさんな玲夏も友人には優しくて、ささやかな目標を手帳に書いてる一面は可愛いかったです。続編あるならまた読んでみたいですね。
-
佐島楓2016/09/1935うーん・・・、感情移入がどの登場人物にもできず、キャラのお芝居を眺めているだけという感じがしました・・・。
-
ひかはる2019/04/2327ネタバレありなんでもバラバラにする少女とそれを直す少年。彼らの所属するパズル部は不可解な暗号を残した殺人事件に巻き込まれる。 玲夏だけじゃなくみんな異常だった。でもこれってほんとに異常なのか。
powered by
レビューをもっと見る