ちどり亭にようこそ 京都の小さなお弁当屋さん
発売日 :
2016/07/23
京都の片隅に、素敵なお弁当屋さんが!
京都のお弁当屋を舞台に繰り広げられる美味しくて心温まる人情ドラマ!
ここは、昔ながらの家屋が残る姉小路通沿いに、こぢんまりと建っている仕出し&弁当屋「ちどり亭」。
店主の花柚さんは二十代半ばの美しい人で、なぜか毎週お見合いをしている。いつも残念な結果に終わるらしいんだけど、どうしてなんだ?
「結婚したいんですか?」と尋ねると「お見合いがライフワークなの」と答える彼女。
うーん、お茶目な人だ。
そんな花柚さんが作る最高に美味しいお弁当は、とても人気で、花柚さんもバイトのぼくも毎日、朝から仕出しや弁当販売で大忙し。
あ、いらっしゃいませ! どのお弁当にしますか?
ここは、昔ながらの家屋が残る姉小路通沿いに、こぢんまりと建っている仕出し&弁当屋「ちどり亭」。
店主の花柚さんは二十代半ばの美しい人で、なぜか毎週お見合いをしている。いつも残念な結果に終わるらしいんだけど、どうしてなんだ?
「結婚したいんですか?」と尋ねると「お見合いがライフワークなの」と答える彼女。
うーん、お茶目な人だ。
そんな花柚さんが作る最高に美味しいお弁当は、とても人気で、花柚さんもバイトのぼくも毎日、朝から仕出しや弁当販売で大忙し。
あ、いらっしゃいませ! どのお弁当にしますか?
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 715円(本体650円+税)
- ISBN: 9784048922746
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メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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たっくん2018/02/23161ネタバレあり京都御所の南、姉小路通沿いの小さな仕出し弁当屋「ちどり亭」。店主は長い髪をふんわりまとめいつも簪や花飾りをつけている美しい「蒔岡のお嬢さん」花柚。毎週土日は「ライフワーク」のお見合いに忙しい・・料理を習う彗太のサークル仲間の菜月は先輩にお花見で告白するというが・・オムライスの苦い想い出(桜始開)花柚のもと婚約者永谷が仕出し弁当を依頼、書道家の内儀のいう「黄色い麻薬」とは(玄鳥至)永谷が結婚するらしい、花柚は最後のお弁当をつくるが・・また従兄弟美津彦の企み(紅花栄)等・・繰り広げられる物語は切なく暖かく。
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さくらさくら2019/06/02157面白かった。食べ物系小説と言う分野が存在するのか分からないが、私はどうやら食べ物系が好きらしい。何となくガサツに生きてるな自分…もう少し丁寧に生きよう!と思った一冊でした。さっそく次巻も読むぞ。
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カメ吉2019/01/11133「お見合いマスター」、「京のお嬢様」、「お弁当屋の店主」等々の顔を持つ『花柚さん』とその花柚さんに車で轢かれそうになったのが縁で弁当屋『ちどり亭』でバイトする事になった大学生『慧太』を中心とする人情味溢れたお話でした。 料理の内容は読んでても分からない事が多かったけど、それでも楽しい。ちょっとドタバタしてて花柚さんの少しズレたキャラも愛らしく良かった。慧太の目線で展開してますが料理を通して成長していく姿も心地良かった!続編も楽しみなシリーズです。
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seacalf2017/08/26132これは気に入った。ふうわりと品良く優しい気持ちにさせてくれるお話揃い。毎週末のお見合いがライフワークという旧家のお嬢様が店主の仕出し屋さんが舞台。ぶっ飛んだ設定のキャラクターが多く登場する割には、目くじらを立てることもなく、するすると気持ちよく読ませてくれるのは、人の機微や二十四節気、七十二候を無理なく盛り込んでほろりとさせるストーリーと丹精こめられた料理を目の前に繰り広げてくれるから。歳時記カレンダーも去年までは使っていたけれど、忙しいと目にしなくなってしまう。来年は日めくりカレンダーを必ず買おう!
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machi☺︎︎゛2019/03/23114京都にある仕出し弁当屋、ちどり亭。その店の女店主花柚さん。この花柚さんが可愛かったー!!料理が上手で女らしくて一途なところなど、まさに憧れの女性像。表紙からはもっと中身のないサラッとした話かなって思っていたら、ゆうや君の話とか思わずウルってくるいい話でこのシリーズ今後の展開が気になる一冊になった!
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