対魔導学園35試験小隊 13 暁の約束

発売日 : 2016/07/20
限りなき願いをもって――神に与える鉄槌を!
鳳颯月――この世界の神。その死は、世界の滅亡を意味する。ある人物から世界を救う唯一の方法を授けられたタケル、そしてラピスのとる選択は……。すべてをかけた総力戦――35小隊最後の任務が始まる。

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みんなのレビュー

  • まりも
    2016/07/23
    堂々完結。タケルたちのラストバトルを描いた話。いやはや、最終巻でもホーンテッドというキャラの存在感をこれほどまでに感じることになるとは思いもしませんでした。あのキャラが中ボス扱いなのは結構な驚きやで。総力戦となるラストバトルは最終巻に相応しい熱量と迫力があったし満足。唯一残念なのは恋愛面でハッキリとした答えが出なかった事くらいかな。まぁ、それもこの作品らしいと言えばそうなるんですけどね。きっちりと伏線回収し、キャラの見せ場も作る、本当に良い作品でした。次回作も期待して待ってます。
  • よっち
    2016/07/25
    この世界の神・颯月を殺し、世界を救う方法はただひとつ。相棒の想いを背負いタケルと35小隊が第2次魔女狩り戦争の最終決戦に挑む第十三弾。世界を救うために過酷な犠牲を受け入れることを決意するタケルと、それを支える小隊メンバーそれぞれのらしさが最後までよく出ていて、ラピスの決意含めて連続する厳しいバトルをより熱いものへと引き立ていたと思いました。しかしホーンテッドさんは出番的においしいとこ持って行き過ぎでしょ(苦笑)ラブコメ的にはヘタレエンドでしたけど、いつか決着はあるんでしょうかね。刊行予定の短編集にも期待。
  • Yobata
    2016/07/20
    劣等生の寄せ集め部隊「第35試験小隊」の最後のミッションが始まる。それはこの世界の神・鳳颯月を止める事。隊長であるタケルを先頭に百鬼夜行を操る颯月の下へ急ぐ小隊。その中でタケルは自らを犠牲にし世界を救う決意をしており…。完結。第2次魔女狩り戦争最終戦,颯月との決着と、神とまで戦うほど規模が大きくなった作品だったけど、タケルの下に集う小隊を始めとした仲間達と、総力戦となった最終戦は迫力もあり,まとまりもしっかりしてて、いい最終巻だった。世界を救う方法を秘め、ラピスと共に颯月に臨むタケルの仲間への思いは→
  • ナカショー
    2016/11/21
    本編最終巻。非常に面白かったです。颯月すら中ボス枠で結局最後の美味しいところまでホーンテッドが1番美味しい役どころだったと思います。大団円に終わったけどやっぱりラピスは悲しかったなぁ。短編集も楽しみです。
  • ツバサ
    2016/07/28
    ハッピーエンドで完結。まさかここまで上手く纏って終わるとは思ってなかったから、読んでる途中泣きそうだった。タケルが自分のエゴを最後まで突き通したのはこの作品の本質みたいなのが分かった気がする。そして、ラピスがここまで良いヒロインになるとは…… 思わず目が潤みました。ヒロイン競争は決着しなかったけど、物語は綺麗に締められてて満足です。来月出る短編集と次回作楽しみにしてます。