思い出読みの憶絵さん
発売日 :
2016/07/12
あなたの思い出、お見せください。品に詰まった想いと秘密を読み解きます
"仙台の片隅に佇む鄙びた古物屋。店に似合わない美しい店員は眼帯をしていた。そんな店だからか、持ち込まれるのは奇妙な品ばかり。屋根裏の湯呑、不幸の玩具――。彼女の鑑定“思い出読み""がつなぐ、想いと縁の物語"
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 638円(本体580円+税)
- ISBN: 9784040709895
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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佐島楓2016/08/2744そんなに憶絵さんの境遇や能力をすぐに受け入れられるものだろうか? という疑問はあったけれど、悪くない。次の作品も読ませていただきます。
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はな2016/07/2237ニートだった男性が主人公。「思い出をお見せください」という一見すると怪しい看板がある商店が舞台。ふんわりとした感じで読みやすかった。出てくる人が皆いい人だったのもいいのかも。主人公のツンデレな妹ちゃんが、ちらりと見せた小学2年生らしい子供っぽさにジーンとしながら、安心して読めた1冊です。憶絵さんの過去が結構さらりと紹介してあったけれど、そこを掘り下げて読んでみたいなぁとも思いました。
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なないろ2016/07/3123モノには思い入れがある。その分、モノにだって思い出がある。今あるモノたちも私との思い出感じてくれてるのかななんて思ったら、ちょっぴり楽しくなりました。さらっと読める温かい物語でした。
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日奈月 侑子2016/07/319結構さらりと読める話でした。物品から思い出を読み取れる云々に関してはまあファンタジーだなと思っていたにしても、憶絵さんの正体云々までファンタジーが入って来るとは思いませんでした。個人的に、憶絵さんの正体を明かされた時の主人公のリアクションが結構好きだったりします。さらっと受け止めてさらっと流す辺りが。 大和さんの正体やら冬次さんやら…色々気になる事もまだまだ残っているので、多分続くんじゃないかなと思ったり。 瑞樹ちゃんと主人公のやり取りが結構好きだったりしますが、後半のシスコンぶりにはちょっと吃驚しました
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睦月2016/07/168可愛い話だった。
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