フェオ-リア魔法戦記死想転生

発売日 : 2016/07/09
死者の軍隊vs不死者の戦いを描く戦記ファンタジー
死を操る少女と、不死の傭兵の運命を描く予測不能の魔法戦記ファンタジー!

死者の魂を呼び出して、無限の兵器として運用する者。死者の言葉を聞き出して、古代の英知として導く者。死者の想いを利用して、己の欲望を満たす者。
――それが死世学者。
類い希なる魔力を持ち、たった一人で戦況のすべてを覆す美しき死世学者の少女クレッシェンド・イマジナル。そして彼女が死から喚び起こした最愛の幼馴染みの霊にして、最強の傭兵トトポン。
二人は魔法同業組合の発達する黒曜都市共和国オブシディアにて首都防衛戦に参加する。一般兵から疎まれながらも一騎当千の活躍を果たす彼らだったが、侵略軍の中にも死人兵が現れたことで事態は一変し……。
死を操る少女と、不死の傭兵の運命を描く予測不能の魔法戦記ファンタジー!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 693円(本体630円+税)
  • ISBN: 9784048922029

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みんなのレビュー

  • まりも
    2016/07/10
    類稀なる力を持つ死世学者の少女・クレッシェントと、彼女の力で死から呼び戻された幼馴染にして傭兵の男・トトポン。そんな二人の罪と運命を描いた物語。うひゃー、この設定の難解さと、何とも言えない奇妙で独特な読み応え。これを私は待っていたんですよ。前作も面白かったけど、やっぱり旭さんの作品はこういう骨太でガッツリしたヤツの方が面白いですね。ライトノベルではあるけど、ライトノベルの枠を超えたファンタジーで哲学的な作品でもある。非常に作者さんらしい、個性がしっかりと出ていた1冊だったと思います。
  • ヱロ本Gメン
    2016/07/10
    客観的な冷めた文章が死世学という題材にマッチしている。思えばレターズもそんな印象だったが、MOEでは内容と表現が噛み合ってなかった。平行世界から異世界ファンタジーに舞台を移したが扱うテーマは同じだ。進化、変異。精神・身体の内に外にあるもの。社会と個人の境界。舞台をファンタジーにすることによりこうしたテーマと物語とがうまくブレンドされ、死生観や自我という観念論も織り込むことで物語を骨太にしている。読書中から何か作者の底知れない意気込みを感じちょっぴり不安だったりもするが、素直に讃える気持ちが上回る。面白い!
  • アウル
    2016/07/09
    前作のMOEとは違い今回の新作はネクロマンサーな少女と不死身な少年が繰り広げるファンタジーもの。序盤は展開的に退屈な感じだったが、中盤からどんどんと秘密が明かされてくるにつれ話に入り込んでいけたな。最後の対決とその結末そしてエピローグまで流れが個人的には良かった。
  • サイバーパンツ
    2017/12/01
    死生学という概念を通して、生と死、社会と個人、自我や認識などのテーマをファンタジー世界に落とし込み、それでいて霊魂と人工知能を掛け合わすポストヒューマンSF的なことも行っている。テーマ的にレターズ/ヴァニシングと重なる部分も多く、いい感じで作者の思想が濃縮されているかなと。ただ、複雑な設定や世界観に付いていくのに精一杯なところもあり、レターズ同様、2巻以降により面白くなる気がするので、長期シリーズに向いてる作者なのかなと思った。
  • サンゴ
    2016/07/14
    ロケットパンチ!は浪漫です