黎明国(れいめいのくに)花伝 星読の姉妹

発売日 : 2016/06/10
荒廃した国、苦しむ民――姉妹が国を救うグランドロマン開幕!
女でありながら武人の姉・スウェンと、知に秀でる妹・ルシェ。身体のどこかに浮く花の形の痣と、「星読の力」と呼ばれる予知能力を合わせ持つ女王が国を治める黎明国で、姉妹は二人ともが女王候補の資質を持ちながら、辺境の地で隠れ暮らしていた。しかし女王の陰謀で肉親を殺され、離ればなれに暮らすことを余儀なくされた姉妹は、苦しむ民のため女王と戦うことを決意する。荒廃した大地に立つ運命の姉妹のグランドロマン、開幕!
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784040709512

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みんなのレビュー

  • 佐島楓
    2016/08/10
    うーん、世界観が説明口調になってしまっているし、登場人物も誰が誰やらという感じで、インパクトが足りないと感じた。
  • フキノトウ
    2016/08/19
    ネタバレあり
    父親と三人の母は、現女王に謀反を起こしたとして無実の罪で惨く殺され、姉のスウォンは、大事な花の痣に焼きごてを当てられ、病弱で星読み(夢で予知をする)兄のキナンは幽閉。など、面白い要素満載でしたがどこかあっさりしていて残念です。姉・スウェンと、妹・ルシェどちらか視点に絞ってくれたら感情移入しやすかったかもしれません。思慮深いキナンが好きだったので、登場がもう少し多かったら良かったな。
  • ぐっち
    2016/10/15
    古代日本をほうふつとさせる国でのファンタジー。短い話なのにそれぞれのキャラの視点が入ってちょっと読みにくかったです。ヒロイン姉妹に譲り合われるヒーロー(笑)。「夜に訪う」のところが個人的には盛り上がったのに案外あっさりだった。ヒロインはルシェに、商人はエルダに絞った方が読みやすかったかも?
  • 徳浄さん
    2017/04/25
    ぶらっと本屋さんに立ち寄って面白そうと思って買った本。古代の邪馬台国のような国。花のような痣と予知夢の能力のある巫女女王が代々治めるが、その歴史の中での政争が悲劇を生む。しっかりとした筋立てで主人公たちのキャラ立ちもしっかりとしている。彼らをもっと追いたいと思う。
  • すみの
    2016/10/22
    ネタバレあり
    登場する舞台背景が日本神話風、中華風、ヨーロッパ風、それらがミックスした感じだが、私はそれはそれで違和感なく読めた。私はどこか大陸的な雰囲気を受け、星読の姉妹を襲った父母の理不尽な死に心掴まれ、親の仇を討つために費やした時間の長さを考えると私も他の読み友さんのように上下巻に分けて読みたいくらいの作品。姉妹両方の視点から描くのであれば少し中途半端な感じを受けた。姉が生涯独身を貫こうと思った理由や将軍としての苦悩など姉の視点をもう少し読みたいかな。