わが家は祇園の拝み屋さん 2 涙と月と砂糖菓子
発売日 :
2016/05/25
京都在住作家が贈る、ほっこり優しくちょっと不思議な京都ファンタジー!
小春(こはる)が祇園で祖母・吉乃(よしの)の和雑貨店「さくら庵」の手伝いを始めて数か月。
店で和菓子を作っている叔父の宗次朗(そうじろう)ら楽しい親戚や、京都で出逢った不思議な出来事のおかげで、小春は自分の“特異な力”を少し受け入れられるようになった。
不登校だった高校に通い始めようと決めた小春だが、その幕開けは波瀾含みで――!?
さらに、ほのかに想いを寄せる大学生のはとこ・澪人(れいと)に、ある危機が迫って……。
心温まる優しい京都ファンタジー。
店で和菓子を作っている叔父の宗次朗(そうじろう)ら楽しい親戚や、京都で出逢った不思議な出来事のおかげで、小春は自分の“特異な力”を少し受け入れられるようになった。
不登校だった高校に通い始めようと決めた小春だが、その幕開けは波瀾含みで――!?
さらに、ほのかに想いを寄せる大学生のはとこ・澪人(れいと)に、ある危機が迫って……。
心温まる優しい京都ファンタジー。
- レーベル: 角川文庫 キャラクター文芸
- 定価: 748円(本体680円+税)
- ISBN: 9784041038284
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角川文庫 キャラクター文芸の新刊
みんなのレビュー
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SJW2018/12/03178【70時間 全文試し読み】今回は3つの話で、1つ目の話は小春が東京に戻り、京都の高校に行きたいと両親を説得する。2つ目は高校の塔に出る亡霊の顛末。3つ目ははとこの澪人の秘密。高校の塔に出る亡霊の話は可哀想な身の上なので感情移入し、かなり涙腺が緩んでしまった。
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カメ吉2016/06/10148ネタバレあり今回の話はかなり切ないものが多かった。他人の 心の声が聞こえるという能力の辛さを乗り越えてその能力を更に進化させて親友や澪人を救った小春。両親との事、澪人との関係と読んでいて辛いトコもあったけど最後は逞しく成長してよかった。たぶん、また続編が出る?と思うんで楽しみにしときます。
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machi☺︎︎゛2020/09/15141逃げないでちゃんと両親と向き合い本当の事をカミングアウトできていっこ強くなった小春。新しい高校での生活も始まり新しい友達もできてよかった。この先の人生においても進みたい道がしっかり定まり、これからの小春が楽しみになってきた。でも私は澪人より宗次郎さん派かな(〃ω〃)
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寂しがり屋の狼さん2024/11/21134シリーズ2作目。京都の高校への編入も決まり、小春の新たな生活が始まる(◕ᴗ◕✿)『前作に続き、本作においても、京都で約二百五十年の歴史を持つ老舗の和菓子店を営む夫妻に京都弁の監修をお願いいたしました』…あとがきより…著者の作品を読むたびに京の町を歩いているような感覚になるのは、会話や文章に細かな配慮があるからなのですね。
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ゆみきーにゃ2019/07/24106シリーズ2作目。やっぱり面白い。小春頑張れ〜と応援しながら夢中で読んだ。澪人が心配だったけど一安心。次作も楽しみ。
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