帝都の夜に潜む罪 東都日報絵師の事件帖
発売日 :
2016/05/11
「この絵には違和感がある」――浮世絵師の観察眼で、事件を射貫く
明治26年――帝都で若い女性の惨殺死体が発見された。現場取材を終えた東都日報の新米探訪・青海が、腕利きの浮世絵師で幼馴染みの貴音に事件の話をすると、彼は「次の殺人もあるかもしれないな」と言い出して!?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 660円(本体600円+税)
- ISBN: 9784040709079
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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佐島楓2016/07/1940キャラクターは魅力的。ただ、もう少し明治の世という雰囲気を出していただきたかった。
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つたもみじ2017/01/3024さっくり読了。東都日報の新米探訪・青海、行動が軽率すぎる感あり。『血みどろ貴音』の異名をもつ程に凄惨な死体を描くのが好きな浮世絵師で幼馴染みの貴音。後半に登場する帝大の学生・雪也。貴音は伯爵家のご落胤だったり、やたら美形が多かったり、貴音と遠い親戚だとかいう警察の神座との確執とか。キャラは立ってて面白く読みやすいけれどミステリとしては軽すぎるかも。特に腹裂きの方…そんなんで殺されちゃかないませんわなぁ。
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coco夏ko10角2021/01/0616明治26年、探訪として働く青海と幼馴染で絵師の貴音が帝都での事件を。居酒屋の宗司の出番もっと欲しかったなぁ。
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チビクロ太2022/06/1810明治時代の東京で新聞社の探訪をしている青海と浮世絵師の貴音が謎を解明する話。 新聞のネタを探す職業の探訪を今回初めて知った。 謎解きはこの時代だからなんとか成立する話かな?割りとあっさり読めます。
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nono2021/01/1010ネタバレあり『清澗寺家』シリーズ関連作、と言っても僅か。時は明治、新聞社に勤める青海が出くわす事件に、幼馴染の絵師・貴音が推理を巡らし⁉陰惨な事件ながら軽い印象の推理物で、清澗寺の出番を期待したものの、そこはさらりとwやたら美形が出るのもBL作家様ならではwもう少し読み応えが欲しかったと思いながら、さらりと読了。
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