魔法科高校の劣等生SS

発売日 : 2016/05/10
『達也による魔法兵器殲滅』の裏では、魔法師たちの華やかな競演が!
二〇九六年度『全国魔法科高校親善魔法競技大会』。司波達也が、第一高校の技術スタッフとして九校戦に参加する傍らで、魔法兵器『パラサイドール』運用試験計画を阻止すべく『裏』で行動を起こしていた頃。
『表』側では、今年も九校戦優勝の栄冠を目指す魔法科高校生たちの、魔法を駆使した熱戦が繰り広げられていた。
 モノリス・コードの選手・吉田幹比古が、名家に生まれたプレッシャーとトラウマを撥ねのけるエピソード『竜神の虜(とりこ)』。
 新競技ロアー・アンド・ガンナーの選手・エイミィが、不慣れなコンビプレイに挑むエピソード『ショットガン!』。
 女子生徒の大一番、アイス・ピラーズ・ブレイクの選手・雫と花音による、美しくも超攻撃的なエピソード『一人でできるのに』。
 達也との関係を悟られないよう、九校戦を『無難』にクリアせよ。黒羽姉弟に与えられた課題を描くエピソード『目立とうミッション』。
 そして、選手では無いレオとエリカ、二人の隠された過去が解き明かされるエピソード『薔薇の誘惑』。
 書き下ろしを含む連作短編集、登場!
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 737円(本体670円+税)
  • ISBN: 9784048659529

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みんなのレビュー

  • スズ
    2016/09/24
    短編集。13巻の九校戦での幹比古、英美、花音・雫、黒羽姉弟、レオ・エリカのエピソードの詰め合わせで、レオ・エリカの「血」にまつわる話が印象的だった。達也がエンジニアの立場から英美たちの出場競技の練習を見ながらアドバイスを行っていて、パラサイドールの件と並行しながら、九校戦での仕事もしっかりと果たしていた。達也の作戦にショックを受けまくる吉祥寺が少し可哀想だった(笑)また、幹比古が上手く魔法を扱う事が出来なくなった事件も描かれており、美月の水晶眼がどれだけ貴重な物であるのかも再確認でき、二人の今後にも期待。
  • まりも
    2016/05/11
    お兄様無双魔法学園物語の番外編。2年生編の九高戦を補完した短編集。お兄様よりも周りのサブキャラに焦点を当てたお話ばかりだったので、普段よりも学生感があって良かったです。我らがお兄様も卓越した観察眼と戦術で参加選手を勝利に導いたりと、爽快感もしっかりとあるので本編よりも読んでて楽しかったです。久久にこの作品らしさが出てた感じがしますね。レオとエリカの意外な繋がりや幹比古の過去と主要キャラの掘り下げも出来ていたし、彼らの本編での活躍も期待したいところ。次巻も楽しみにしています。
  • よっち
    2016/05/10
    本編では達也が裏で陰謀を粉砕したという形で簡潔に終わっていた2096年の九校戦を、雑誌連載の短編と書き下ろしで振り返る連作短編集。再びサポート&参謀役として相まみえた達也と吉祥寺の対戦、雫と花音のアイスピラーズブレイク、黒羽姉弟のミッション、描き下ろしのレオとエリカの話などで、卓越した技術と抜け目ない戦術眼で達也が大活躍という、わりと久しぶりにこの作品らしい雰囲気を楽しめました。レオとエリカは意外な形で繋がっていることが判明して、二人の関係が今後どうなるのか気になるところではありますね。次巻も楽しみです。
  • かんけー
    2016/05/12
    久々の短編集♪面白いですね~(^.^)表紙はレオとエリカ。二人のエピソードが一番紙面を割いていたと。「薔薇の誘惑」?タイトルの意味は兎も角(^^;エリカとレオの絆とその裏に隠された繋がりにニンマリと♪レオの男気は良い感じだがエリカも負けてはいないと。「竜神の虜」幹比古の幼少のエピは成る程そうだったんだ?と。美月との関係に想いを巡らす幹比古の顔が何とも(笑)「ショットガン」エイミイとくーちゃん先輩のギャグ?パート(失礼(^_^;)将輝と真紅郎の三校コンビに与えた衝撃は計り知れない?殆ど達也の思惑で♪→
  • Yobata
    2016/05/10
    2096年の九校戦、達也がパラサイドール運用試験計画を阻止すべく「裏」で行動していた頃、「表」では急遽変更された種目の対応に追われながら、本番で熱戦を繰り広げていた…。スティープルチュース編の表側の短編集。幹比古のエピソード,エイミィ&クーちゃん先輩のロアーアンドガンナー,雫&花音のアイスピラーズブレイク,黒羽姉弟のミッション,レオとエリカのエピソードの5話。九校戦といったら達也の技術力に虚をつく作戦が見もので、今回の短編では多少なりともそれが見えただけで満足。やっぱりお兄様はこうでなくちゃね。→