貸出禁止のたまゆら図書館 2

発売日 : 2016/02/09
見え隠れする白火の過去。彼に施された封印とは――?
逢瀬を重ね、距離を縮める千穂と白火。しかし白火には千穂に語らない過去があった。そんなとき、秋人の再入院が決まる。千穂は弟にも自分から踏み込もうと決意するのだが、秋人はある楽譜に魅入られてしまい――?
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 726円(本体660円+税)
  • ISBN: 9784040708119

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みんなのレビュー

  • 佐島楓
    2016/05/15
    すれ違いを乗り越え、互いの想いを確かめ合った千穂と白火。しかし・・・これが永遠のものでないことは、ふたりとも立場上わかっているはず。案じられてなりません。
  • すみの
    2016/05/08
    病弱な弟・秋人が同調する書妖・里見のおかげで秋人が復調。姉・千穂に対する思いはシスコン?(笑)今まで家族といっても関わりがなかっただけに、やっと千穂とわかりあえた秋人にとっては姉を独占したいよね。そして千穂への思いと言えば、書妖・白火も今作でかなりはっきりと伝えている。勿論、千穂も。白火の過去を聞くとなるほど大切な人ならば余計に危険な目に合わせたくないと思うはず。長い間孤独や寂しさに耐えてきた白火が不憫だった…だから、千穂やたまゆら図書館の書妖たちとは楽しくチームワーク良くずっと過ごしてほしいなあ。
  • はな
    2016/04/18
    図書館本。1巻目よりは話は良かったかなと思いました。今回は弟の秋人君の話がありますが、自分の思いのたけを伝えたらまさに豹変と言った感じ。姉ラブな状況になっていました。恋愛に大きく傾いている感じがするのですが、読んでいて狐(妖狐)と人間の少女の恋愛と言う感じが「○さまはじめました」的な感じがするのですが…。気のせいなのかな?
  • あゆみ
    2016/02/18
    ★★★☆☆ 秋人が今まで抑え込んでいた感情を解放し千穂とのわだかまりも消え、白火に対抗意識を燃やすシスコンへと過激に成長を遂げているのがおもしろい。ただ、1巻のときから千穂が好きになれない。他人の過去や秘密を知られたくないのがわかっているのに、教えてくれないからといって無理に詮索するのは(話してくれるのを待つことができないうちは)まだ子ども。地下室の鍵を無断で開けたことに対して千穂はもっと責められるべきだと思う。みんな千穂に甘いのが釈然としない。秋人を混ぜた書妖たちとの絡みはもっと読みたい。→
  • かんけー
    2016/03/06
    1巻より今巻の方がストーリー的にとても面白いですね♪前巻は千穂と白火がお互いを気遣い過ぎて何かギクシャクした印象なのも否めない(^_^;)でも今巻は千穂が家族や弟の秋人との違和感?を解消して人間的に成長してある意味欲が出てきた(^^)様に見える。秋人もシスコんまっしぐらだし~♪但し本音を白火にストレートにぶつける千穂はかなり面倒くさい性格なのだと?本性を(笑)出すと女性はもう怖い物は無い様に見える。地下の所蔵本の件で二人の仲が一気にwwいや、笑っちゃいけないとこなんだけど読んでるこっちは焦れったい!→