レオ・アッティ-ル伝 首なし公の肖像 3
発売日 :
2016/01/09
若き主従が戦乱の世を駆け抜ける本格戦記ファンタジー、第3弾!
外患なきいまこそ内憂を払え!
若き主従が戦乱の世を駆け抜ける本格戦記ファンタジー、第3弾!
コンスコン寺院の攻防を制し、ひとまずは外敵を打ち払ったアトール公国第二公子レオ・アッティールは、依然残るアリオン、ディティアーヌ両大国の脅威に対抗するために動き出す。
民兵ばかりのアトールにおいて、常設軍たる親衛隊を組織、武装を整え練度をあげる。
その矛先は、アトール国内。王家に敵対的な有力貴族、ダーレンに向けられた。
「大事なのは、『速さ』だ」
速やかに国内を平定し、盤石な体制を築くべくレオは攻勢に出るが、思わぬ伏兵が待ち受けていて――!?
本格戦記ファンタジー、第3弾!
若き主従が戦乱の世を駆け抜ける本格戦記ファンタジー、第3弾!
コンスコン寺院の攻防を制し、ひとまずは外敵を打ち払ったアトール公国第二公子レオ・アッティールは、依然残るアリオン、ディティアーヌ両大国の脅威に対抗するために動き出す。
民兵ばかりのアトールにおいて、常設軍たる親衛隊を組織、武装を整え練度をあげる。
その矛先は、アトール国内。王家に敵対的な有力貴族、ダーレンに向けられた。
「大事なのは、『速さ』だ」
速やかに国内を平定し、盤石な体制を築くべくレオは攻勢に出るが、思わぬ伏兵が待ち受けていて――!?
本格戦記ファンタジー、第3弾!
- レーベル: 電撃文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784048656740
シリーズ作品
一覧で見る
電撃文庫の新刊
みんなのレビュー
-
まりも2016/01/0933烙印の紋章と同じ世界を舞台にした物語の三冊目。ヘイデンとの戦いに勝利したレオが、アリオン、ディティアーヌの脅威に対抗するべく動き出す話。今回は全体を通してレオや仲間たちの未熟さや様々な不利が大きく影響し、終始息苦しい展開が続くので読んでいてきつかったです。もがくことすら出来ないっていうのは本当ツラいな。ただ、ストレスが溜まる展開ばかりという訳ではなく、レオの才能の片鱗やクオンとセーラの旅、烙印の紋章と繋がりのある名前も出たりと、反撃へ向けた様々な期待をさせる描写があったので良かったです。次巻が楽しみ。
-
よっち2016/01/1030コンスコン寺院の攻防を制し、ひとまず外敵を打ち払ったアッティールが、依然残るアリオン、ディティアーヌ両大国の脅威に対抗するために動き出す第三弾。前半は両大国の会合で大物を相手に存在感を示しましたが、勢いだけでは続かずに足をすくわれて一転ジリ貧の状態。うまくいかない時期をこれからどう乗り越えるのか、今巻で打った布石と過去が明らかになったクオンの頑張りあたりがカギを握るんですかね。あれだけやっておきながら構う余裕がなく、釣った魚に餌をやらない状態になっているフロリーにも存在感が欲しいところ。次巻も楽しみです。
-
S.T.2016/01/1319ネタバレあり前巻は敗北が己の破滅に直結するため、レオを負けさせることはできなかったのだが、今回は内敵ということもあってかここで敗北を経験。その原因の一つが、前半の外交交渉で有能さをみせてしまった為というのがもどかしい。外交での失敗は許されないからどうしようもないんだよな。後半は部下3名のうち語られてなかったクオンの背景が描写され、セーラと一緒に一路クオンの故郷へ。前巻の英雄ぶりと異なり、レオの性格や経験不足からくる判断ミスも描かれていて面白かった。フロリーの出番は口絵分だけだろうなと思っていたんで予想通り(苦笑)。
-
たかむら2016/01/1019ネタバレあり前半は息詰まる政争・戦争でレオが首狩り公の由来になると思われる出来事も出てきてよかった。過去回想を挟んでの後半は打って変わってクオンとセーラの二人旅で、大きく息を吸える展開でした。ただそこでもログレス暗殺の真相を匂わせたる描写を入れて下準備がしてあって続きが気になります。今巻では烙印の紋章で出てきた人物・国名が多数出てきて読んでる最中テンションが上がりました。次巻も早く読みたい。
-
シャルシェ2016/01/2216ネタバレありなかなか面白かった。ヒロインであるはずのフロリーがほぼ空気なので、もっと絡んでほしいとは思いつつ……この物語なら仕方ないのかな。クオンの過去が語られる今巻。セーラとのいつものやり取りを交わしながら、故郷へと戻る一連の流れはすごく良かったです。すごく良いところで終わってるので、次巻は早めに欲しいところ。楽しみです。
powered by
レビューをもっと見る