誰かが誰かを愛してる
発売日 :
1997/08/01
窓際部署のちょっと変わった面々が激しい恋のバトルになだれ込む、サラリーマン・ラヴ・コメディ!
電機メーカーの子会社に勤める岡崎祐司は、同期入社の吉家邦夫に恋していた。だが、遅刻のしすぎがたたり「整理課」という窓際の部署に異動させられてしまう。整理課にはちょっと変な人ばかり、なかでも課長の板倉さんは格別……。同じ時期、祐司は他人の夢を見るというおかしな現象に見舞われる。しかも内容は淫靡なものばかり。誰の夢なのだろう、もしや……? そんな折、整理課総員解雇の噂が?! 大騒ぎの中、激しい恋のバトルへとなだれ込む斬新なサラリーマン・ラヴ・コメディ!! ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 506円(本体460円+税)
- ISBN: 9784044357054
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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扉のこちら側2018/04/05392018年95冊め。再読らしいがほとんど覚えていなかった。眠る度に他人が見ているのと同じ夢を見てしまう主人公。タイトル通り、夢の中である人物を愛している夢の本来の主は誰か、というミステリ。設定は強引で雰囲気で読むタイプの話である。リストラ対象者の巣窟・整理部の面々には苦笑い。
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華緯2015/05/316電子のセールなんてろくなもんじゃない…。…何でこれを買ったんだろう…続編っぽいのまで……;;という内容でした…;;初めは興味深く読んでいたんだけど、岡崎の自分で言うところの豆腐よりヤワな根性のせいで、慢性的な遅刻魔だわ、好きな相手がいるのに上司と惰性で身体の関係を続けてるわ…ってところが、げしげしと踏みつけたくなるくらい腹が立って…。…腹が立つけど嫌味がないので読んでしまうのは作家さんの力量?…話の中身も、結局、全ての答えを持っていた板倉が最後に種明かしをしたところで、今度は板倉を踏みつけたくなりました。
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ヒトコ2014/07/223文庫版は17年前の平成9年発行。電子版で再読、と思ったら初読だったようだ。昔読んだのはスピンオフの社内恋愛コンプレックスの方だったらしい。吉家君と岡崎君の過去には、そんな事があったのね。読んでよかった!
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扉のこちら側2010/01/283初読。2004年頃。
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ichico2014/02/150読んだのはキンドル版
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