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もと2024/04/0126ネタバレあり46 ★★☆☆☆ 【KU】大好きなシリーズ『後宮の検屍女官』の作者 小野はるかのデビュー作。神楽舞の練習から神事の本番までが単調で間延びしていたけど、設定は面白かったです。連雀、吉備など登場人物も魅力的でございました。「ご指導下さった二人の担当者様」とあとがきに感謝の記載があったのだけれど、この二人の担当者が素晴らしかったのか、それとも作者自身が元々持っていた才能が開花したのか、このデビュー作から『後宮の検屍女官』まで5年、目覚ましい成長を遂げたなぁ~と思わずにはいられない。
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でんか2018/03/1019わりあい好きです。全2巻の1巻目。これ単独でも読めます。下働きとして働いていた主人公、縁談が持ち込まれ、迎えに来た男に突き落とされ連れていかれた先は天界だった、てなイントロ。中華風なファンタジーでオリジナル設定があるので、そのへんちょっと飲み込みにくい感じでしたが、話そのものは王道な少女小説的展開で好きです。ヒロインはバイタリティのある良い子。ヒーロー氏は、最初絶望的なくらい事情を語らぬ男でどうしてくれようかと思いましたが、途中から段々主人公に惹かれ、求愛行動までとってしまう始末。良い感じのカップルです。
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紅羽2016/01/068ヒロインは郭公と不如帰の間に生まれた鳥仙。人間の夫婦に託卵され、人間として成長という鳥設定が面白いです。縁談話と騙され、鳥界山へ拐われ、鳥仙となるべく奮闘するあおい。そんなあおいの成長を見守る連雀のもどかしい恋模様も微笑ましいのですが、作中に登場する様々な動物の仙が可愛いです。中には恐ろしい一面も持ってますがね…。後、あおいの翼変をイラストで見たかったな。
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六花2017/12/1661巻目。実は鳥仙という仙だった江戸庶民のあおい。彼女を舞子として教育する青年連雀。初めは自分は人間だと抵抗していたあおいが、いつのまにか仙である事を受け入れてた。おまえのプライドはガラスか?仙である事を受け入れるキッカケとなるエピソードでもあれば良かったんだけどな…(´・ω・`) でもあおいがピンチの時に都合良く連雀が助けに来ず、ギリギリまで自分の力で何とかしようとしたのは良かった。
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紫鈴2016/08/255んんーなんだろう、何か物足りない感じ。主人公頑張ってるし、恋愛要素あるし、吉備さんステキだし、たぬき可愛いし(脱線)・・・。恋のライバル不足?苛められかたが中途半端?順調に行き過ぎなのが気になるかな。あとがきの「雀のお宿」本編で見たかったです。☆3
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