騎士と無垢な罪人
発売日 ：
2015/11/28
高潔な名門騎士×純粋無垢な青年の、失われた魔力を巡る純愛物語。
王を守る七騎士という特別な称号を代々継ぐ家に生を受けたイサール。だが、彼には七騎士として必要な魔力が顕現しなかった。己の魔力が、兄弟同然に育ち、今は行方の知れない父親の妾の息子・ミカに奪われたことを知ったイサールは、彼を探し出すことに。憎むべき罪人との再会…だがミカは驚くほど純粋にイサールとの邂逅を喜び、力を還すことを望んだ。だが、都に帰ったイサールを待っていたのは王からの拒絶。苛立ったイサールは何も知らないミカを押し倒してしまい…。
- レーベル： 角川ルビー文庫
- 定価： 660円（本体600円＋税）
- ISBN： 9784041036969
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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honoka2016/01/0549ネタバレあり表紙買い。挿絵の相乗効果もあり、攻め受けともに良い性格のため（途中で無体はあったが）ファンタジーとしては難なく読了。実は治癒能力が盗まれたのではなく二人が入れ替わっていたのでは？と思ったけど違った。そして盗んだ（差し替えた）のはミカの母なのに何故ミカが責められるのかなとという疑問。
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たべもも2015/12/0140ネタバレあり★★★☆☆。騎士や魔術師のいる中世風ﾌｧﾝﾀｼﾞｰ。攻めと受けは異母兄弟ではありますが、設定や幼少期一緒に過ごした期間が短い為禁忌感はありません。騎士になるための力の盗人としての冷めた出会いですが、受けがいつでも変わらず健気で優しい子なので攻めの心を溶かしていくのが丁寧に描かれていました。yocoさんのｲﾗｽﾄがこれまたぴったりでした。雰囲気も良く楽しく読了。
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nono2017/05/2321BL。中世位の欧風ファンタジー。王を守る七騎士であるために必要な魔力が無いイサールと、異母兄弟のミカ。もっと骨太になりそうな話なのに何だか薄味風味、ある意味お伽話のような展開に物足りない感有り。ミカも健気だし、ちょっと御無体しちゃったイサールも謝罪出来る良い男なのに、今一つ萌えず。でもイラストとの雰囲気はとても合ってたと思います。さくさく読了。
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rabbit2017/12/2820ファンタジー。中世ヨーロッパ風の舞台でお話も引きこまれました。健気なミカが可愛らしかったです。
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のこ2016/05/1019ネタバレありyoco先生の表紙絵に惹かれて。中世ヨーロッパを念頭に置いて書かれたというファンタジー。イサールが家督を継がず家を出たことで、七騎士を継ぐことになるイサールの弟が亡くなったお兄さん同様の末路を辿るかも、と思うと根本の問題が解決してない気もしますが、まぁ、あまり深くは考えないで、可愛らしいお伽話としてサラリと楽しむことはできました。
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