お待ちしてます下町和菓子栗丸堂 4
発売日 :
2015/11/25
和菓子がとりもつ乙な縁――ふたりの物語はいよいよ佳境へ。
下町情緒が色濃く残る浅草で、和菓子がとりもつ乙な縁。それはすでに別ちがたいものに。
三社祭の活気にまぎれて忍び寄る不穏な影。葵の笑顔の裏に秘められた過去を、栗田は垣間見てしまう。それは何人もの人生を狂わせた、重苦しいものだった。
栗田は思い悩む。葵との出会いはひょんなことから。それは和菓子がとりもつ乙な縁。だが、いまやかけがえのないものになっている。願わくはともに歩んでいきたい。ならば、まずは囚われた過去から彼女を救わなければいけないと。
決意を新たにする栗田だが、まわりは放っておいてくれないようで。店には和菓子にまつわる奇妙な依頼が変わらず舞い込んでくる。はてさて今日の騒動は?
三社祭の活気にまぎれて忍び寄る不穏な影。葵の笑顔の裏に秘められた過去を、栗田は垣間見てしまう。それは何人もの人生を狂わせた、重苦しいものだった。
栗田は思い悩む。葵との出会いはひょんなことから。それは和菓子がとりもつ乙な縁。だが、いまやかけがえのないものになっている。願わくはともに歩んでいきたい。ならば、まずは囚われた過去から彼女を救わなければいけないと。
決意を新たにする栗田だが、まわりは放っておいてくれないようで。店には和菓子にまつわる奇妙な依頼が変わらず舞い込んでくる。はてさて今日の騒動は?
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 693円(本体630円+税)
- ISBN: 9784048655637
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みんなのレビュー
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たっくん2016/07/07154ネタバレあり東京浅草、オレンジ通りの何処かに密やかに佇む、明治から四代続く和菓子屋「甘味処栗丸堂」。ある日、茶道白鷺流次期家元敦が訪れる。日本茶に会う夏菓子の発掘、赤坂鳳凰堂の水羊かんに敵うものはないというが。和菓子の令嬢葵が胸に秘めていた水羊かん・・抑圧された敦の解放(水羊かん)白鷺流家元の父宗角、足首を骨折、完治したはずなのに歩けないと、そして「あのきんつば」という・・四代目栗田仁と葵の謎解き(きんつば)かつて赤坂鳳凰堂で才を競った二人の若き職人と葵。葵の笑顔に隠された影、その秘密が明らかに。栗田の決意とは。
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とし2016/05/19154お待ちしてます 下町和菓子 栗丸堂 4巻。栗田君の周りにはちょっと変わったキャラのお友達が集まり面白いですね、葵さんの過去も解りいよいよ次巻が最終巻のようです、どんなん結末になるのか又和菓子は何が楽しみですね。
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ううち2017/02/06106第4弾。葵さんの過去が明らかになり、一歩前進したかな。葵さんの和菓子ウンチクが相変わらず冴え渡っていて楽しいです。地方によって全く違う呼び名のあるものって面白い。初登場の若旦那が結構好きかもしれない。
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ゴンゾウ@新潮部2017/07/24102うーむ!申し訳ないけど全体的に薄い感じがする。特に葵の過去があれだけひっぱられると何となく予測がついていた。その割にはさらっと扱いすぎだと思う。真相が重い内容なのにとても残念だ。あと一冊ということなので一応読ませていただきます。
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mariya9262018/01/2695ネタバレあり1巻から4巻まで、困っている人に会い、最初は栗が何とかしようとするけど「これではない!」と言われ、その時に葵が登場し「私がお手伝いします」とアドバイスを貰ってその通りにしたら、和菓子を食べた人のわだかまりが解けて問題解決!!という手法を使いすぎです。3巻までは楽しめましたが、さすがに4巻まで続くと…あっ!でもこの巻では葵の手の傷の過去が明かされましたね。ちなみに和菓子は大好きで蘊蓄もまったく知らなかったのでその部分は楽しめました!!それでも4巻は水羊羹、きんつば、水饅頭と大好きな和菓子が勢揃いでした♡
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