神社姫の森

発売日 : 2015/11/11
京極堂と再び対峙するのは、死んだあの男? 薔薇十字叢書第3弾!!
久保竣皇を名乗る作家を探る榎木津はその男の記憶を視て驚愕する。それは武蔵野連続バラバラ殺人の犯人・久保竣公しか持ち得ない『匣の中の娘』の記憶だったのだ。そして、ついに京極堂が動く。久保竣皇とは何者か?
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040707198

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みんなのレビュー

  • 勇波
    2016/01/28
    ネタバレあり
    このシリーズを読むのは全く出る気配がない『百鬼夜行』に禁断症状を覚え、代わりになればと手に取ったのが始まりという人は自分だけではないはず。とは言うもののとっても面白かったです。関くんの胡乱な頭脳を借りてシリーズまとめてみました!って感じです。本編未読の方はご注意を。。このシェアード・ワールドの作家さん達、関くんで遊び過ぎなんじゃないかと。なんだかお気の毒になってきました★
  • Bugsy Malone
    2017/03/07
    京極夏彦公認シェアード・ワールド。久保竣皇を名乗り『魍魎の匣』を発表した謎の小説家。彼に関わり珍しく混乱する榎木津。そして遂に京極堂の憑き物落としが始まる。面白いです。時代は1954年、ゴジラの話しやら特別ゲストやら懐かしい名前やら。嬉しいサービスも有りながら本編も京極堂の憑き物落としもしっかりとしておりました。シェアワールドは続けて3冊読みましたが、京極さん公認だけあり、どれも思っていたよりもレベルが高くて大満足です。本家の続きが中々出ないので寂しい限りの所、ここまでの出来なら大歓迎です。
  • 優希
    2015/11/28
    百鬼夜行シェアードワールド6冊目ですが、これが一番読むのに手間取ったかもしれません。本家取りがあったりシリーズからの登場人物が出て来たりするので原作既読者向けですね。小説の書けない小説家というガジェットは面白いですが、久保竣皇がいかなる人物か最初の方で分かってしまったので最後まで違和感は拭えませんでした。二次創作としてはアリなのかもしれませんが、今までの中で一番合わないし、ちょっと酷いかなと。
  • シ也
    2016/02/04
    二次創作ねえ... と、舐めてました。すごい面白かった。今までの百鬼夜行シリーズを読んできた人なら分かる名前や単語が連続して出てきて興奮。武蔵野連続バラバラ殺人の犯人・久保を名乗る男の正体を巡る謎はもちろん、冒頭のゴジラと放射能や妖怪の「件」と「神社姫」、そして旱の考察「陰摩羅の瑕」の横溝正史みたいな感じで登場する谷崎潤一郎や乱歩の名前、そしてラストに登場したあの隻腕の漫画家大先生(ここで一番興奮した)と、読みどころが満載。ただ雰囲気が百鬼夜行シリーズ完結編みたいな感じで、一瞬だけ悲しくなってしまった。
  • カナン
    2019/04/28
    400頁足らずでここまで読み終えるのに時間がかかった本は久々です。原作の熱狂的なファンということで、これでもかと人物も設定も盛り込んでみたら不必要な難解ワールドが成立し、なかなかに暑苦しく鬱陶しい。本家本元のキャラクター達って本当に絶妙なんですねぇと地味に感心します。叢書は色々読んだけれど、ある意味ではこれが一番ファンが書く同人誌、という印象でした。ネタバレも「万が一それ以外だったらマジでどうしようかと思った」、なレベルでした。あ、でも本家を思いきり読み返したくなる燃料になるかも。ガソリンとしては充分。