幽遊菓庵 春寿堂の怪奇帳 4
発売日 :
2015/11/11
「京都へ向かうぞ。お主の縁を紡ぐ力には、期待しておるからな」
名月の活躍で高野山に春が訪れてから数ヶ月――和菓子屋さんの繁忙期、お盆を意識する頃合いが来た。だがそこへ舞い込んだのは、春寿堂に霊のための道を通すというお達しで!? 突然の立ち退き命令に、玉藻は……?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784040707372
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みんなのレビュー
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真理そら2023/04/1158完結編かと思うほどの感動大巨編だった。玉藻の回想と名月にだけ見える幽霊の正体が早い段階で(読者には)分かるのもいい。玉藻が「縁」にこだわる理由もわかる。餡切作業がこんなところで生きてくるとはねえ。
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み2018/02/1424さくさくと♪今作のあずきちゃんは、別人のような行動も!(◎_◎;)それよりも七福神の固定概念が壊れました^^;次の縁はどんなでしょ。
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すみの2016/10/0919ネタバレあり辰狐王・玉藻の過去がきれぎれに挟まれた第4作。一番の成長は式神あずきが役に立つようになったということ(笑)。どんどんスケールの大きな難題に関わることになる名月。今作はお盆に還ってくる僧侶たちの亡霊との対決。高野山から京都へ出かけ、伏見稲荷に祀られていた黒狐の黒玄、蛇神の宇迦之、そして派手派手な七福神らが強力助っ人として名月を助ける。彼が引き寄せる縁の凄さにビックリ。
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よっしー2021/11/2118今回は高野山を飛び出し、京都まで縁を結びに行く羽目になった名月。師匠でもある玉藻の過去が少し明らかになりました。京都の狐達との邂逅もまた良かったです。どこに行っても師匠は振り回す側なのですね!! そして、あずきも出来ないわけではないと言うところを少し見せてくれましたが…やはりお店の商品を大量試食してぐうたらしてる姿の方が安心しました(笑
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しゅてふぁん2016/04/0517名月の縁を結ぶ才能がどんどんパワーアップしてる。あずきがちょぴり賢くなってきた?(笑)これまでの登場人物が勢揃いして楽しかった。
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