最後の晩ごはん 刑事さんとハンバーグ

発売日 : 2015/08/25
マフラーの幽霊って、そんなのあり? 面白くって癒される大人気作!
兵庫県芦屋市。警察署と教会の間にある小さな店、それが夜だけ営業の定食屋「ばんめし屋」。
元イケメン俳優の五十嵐海里は、料理人見習いとしてここに居場所を見つけた。
不仲だった兄・一憲との関係も修復中のある日、突然一憲が店を訪れる。しかし海里は、一憲の親友だという刑事・涼彦を見て絶句する。
なんと涼彦には、「マフラーの幽霊」が巻き付いていた。
謎のマフラーの理由とは? 泣いて笑って心が軽くなる、お料理青春小説。

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みんなのレビュー

  • しんごろ
    2015/09/25
    話はベタベタなんだけど最後は思わず泣けました。次回作を早く読みたいよ〜
  • たっくん
    2016/09/16
    ネタバレあり
    「ばんめし屋」は、芦屋警察署とカトリック芦屋協会というそれぞれ際立った特徴のある建物の間にある。夏神留二の営む定食屋は夕方から始発電車の走り始める頃まで営業し、メニューは日替わり定食のみ。イケメン俳優五十嵐海里は若手女優との偽スキャンダルで芸能界を追われ、家族にも見放され、住み込み店員として働く。初老の英国紳士「ロイド」は海里を主とする付喪神。海里は先日兄憲一とかろうじて和解、その兄の親友芦屋警察署の刑事仁木が訪れるが、その首にはマフラーの幽霊が。20年ぶりの再会、哀しくも温かく二人の過去が明らかに・・。
  • スズ
    2019/08/04
    兄の一憲とのギクシャクした関係も改善しそうな中、一憲のかつての友人である刑事の仁木と一憲がばんめし屋の前で再会し喜びを分かち合う。だが、海里の目にはマフラーの幽霊が彼の首に巻き付いているのが見えて…。ストーカーにより大切な人を殺されて時間が止まったままの仁木を放っておけない海里が、彼の心を不器用ながらも懸命に励まそうと頑張る姿が好印象。具沢山のクリームシチューにカレー味の茹でもやしのサラダなんて食欲が刺激されてしょうがない。カレー味にしておけば、大抵の物は美味しくなるんですよね(暴論)。今回もごちそうさま
  • とし
    2016/04/05
    最後の晩ごはん「刑事さんとハンバーグ」4巻。海里君兄貴との会話が増えて実家にも帰ることが出来て、海里の兄の友人が登場最後はハンバーグで美味しく、切なく、ほっこりと終わりましたね。
  • ブランドのアーメン
    2015/10/12
    安定のシリーズ最新刊。怪奇なマフラーと主人公の兄の親友が今回の主役。それぞれの関係が進化していく様が楽しい。登場人物も増え、シリーズ続編を期待。『わしょーい』は大いに吹いた。みんなが心に傷を負いながらも支えあっているという物語の根底、夏神の定食や終夜営業に対する考えが本当に素敵だ。