ひとつ海のパラスアテナ 3

発売日 : 2015/08/08
第21回電撃小説大賞<大賞>受賞作第三弾!
ここは、見渡す限りの水平線(ホライゾン)。たくさんの人間たちで賑わっていた、《セジング》は見あたらない。海獣『カリブディス』によって水底へ沈没した。
絶望的な状況下で、アキは、《セジング》住民の生存を信じ、そしてオルカが失った《シャチのぬいぐるみ》を探し出す決意をする。アキに残された唯一の手段は、何の道具にも頼らず、自分の力だけで海の中へと身を投じる……《潜水》による捜索だった。
――ボクは、必ず見つけ出す。
  • レーベル: 電撃文庫
  • 定価: 715円(本体650円+税)
  • ISBN: 9784048653053

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みんなのレビュー

  • Susumu Miki(Dik-dik)
    2015/08/23
    カテゴリー的には「ジュブナイルSF」なのかしらん。まあ前巻の引きを読んだらつい読んじゃうよねえ、的な第3巻。話の区切り的には「第一部 完」的な感じもしますが、とりあえず作品世界についていろいろと明らかになる巻。毎巻、普通にサラっと死にかけてるアキ。そして百合ハーレムとか…(笑)。
  • miroku
    2020/10/30
    ここにきて壮大なスケールに。だが旅立ちにて完結。
  • 星野流人
    2015/09/06
    今回のアキは、広大な海の中からなくし物を見つけるために、潜水に挑戦。トラブルを呼び込む体質は相変わらずのようで、なんと3巻連続3回目の遭難となりました。こうして読んでいると完全に残って遭難していた意味ないな……。今までよりかは絶望感は薄めな遭難ではありましたが、本人の自己嫌悪具合は今までで一番です。そして海が舞台の作品だったはずが、何やら物語がかなり壮大な方向へと動き出したような感が……。 ベストイラストは、246-247頁の3姉妹。 7/10点
  • giant★killing
    2015/11/11
    内容はたくさんの人々で賑わっていた≪セジング≫が沈没。住民がどこか別の浮きものへ避難するべく動く中、アキはタカの反対を押し切り、オルカの大切な≪シャチのぬいぐるみ≫を探すため、一人きりで海の中を捜索し続ける。しかし、日が経つにつれて水不足に陥ったアキは正常な思考、体力を著しく低下させ…。P272「具体的にはですね、水中からざばーんと現れたアキさんが、アチョー!ほあたー!って海賊を全滅させてくれると信じています」←まぁ…結果的には本当にそうなりましたね(苦笑)。新キャラのシュマリも中々独特な娘でした。→
  • 真白優樹
    2015/08/10
    水中に沈んだ街へ向かい潜水を試みる物語。・・・この作品の海は本当に限りなく世界はとても広い。少女は成長につれ新たな形での「孤独」を知り戸惑いながらも変化し更なる成長を遂げていく。たくさんの出会い、たくさんの別れを通じて少女は海をどこまでも進んでいく。・・・世界の秘密は果てなく海を、星すらも飛び出していく。・・・「海」という部分においては地球の海よりも限りない海なのであろう。そこへと踏み出していくときはこの先、果たして訪れるのだろうか。少女の旅路は一体、どこへと向かうのか。 次巻も楽しみである。