バレンタインラプソディ
発売日 :
1996/12/01
弟と同い年の伸之に一目ぼれした聡司。ギイと託生が仲をとりもち、伸之は勇気をもって告白するが…。
触れ合う託生の、パジャマ越しの体温が、たまらない愛しさを募らせる…。全寮制男子高校・私立祠堂学院を舞台に、ギイと託生、泉と吉沢たちの揺れる想いが交錯する早春。特別な日、チョコレートにありったけの想いを詰めて、胸の奥の扉へ届けて―。表題作「バレンタイン ラプソディ」ほか、「約束の海の下で」など4編を収録。大人気シリーズ第10弾です。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 628円(本体571円+税)
- ISBN: 9784044336127
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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真理そら2024/04/0845『バレンタイン・ルーレット』机の上にのせられた謎の贈り主からのチョコがルーレットというよりババ抜き的にぐるぐるまわる。途中で読者が混乱するのはチョコの数のせいなのか。『約束の海の下で』が記憶喪失、記憶の底で通いあうものなどお約束通りの展開の物語、綺麗な物語なので好き。
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れみ2014/05/0226タクミくんシリーズ10作目。この巻で2年生編終了。バレンタインと卒業式と春休みのお話。奈良先輩、つくづく損な役回り…!春休みの「約束の海の下で」はお約束な記憶喪失ものだけど切なくて良い(^^)
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扉のこちら側2014/08/2520再読。2014年565冊め。なんだかんだ言って託生も友達多いじゃないか。自然史博物館は私も行きたい。
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椿2015/03/1311再読。「バレンタイン ルーレット」誰のチョコレートが何処にいったのか考えるのは、途中でやめちゃったよ(笑)「約束の海の下で」はお約束の記憶喪失もの。島岡さんの質問に頬を赤くするギイが、ちょっとだけ可愛かったよ。
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やっと目が覚めた2021/02/178ネタバレあり平成8年12月初版、再読。義従兄弟の悟の兄、聡司が4月に結婚する。招待状に欠席で返事を出した、伸之には隠された叔父との約束があった。託生の涙が頑なな伸之の本心を引き出す。《バレンタインルーレット》差出人不明のチョコが机上にある、それだけで各々の気持がざわつく。「世界中のどこにいても、ちゃんと託生に会いに行くから」《弥生 3月 春の宵》謝恩会に3年の生徒会関係者で白雪姫の演し物をする事に。奈良くん切ないなぁ。《約束の海の下で》高2の春休み、託生はギイと2人でNYへ旅行する事に。自然史博物館へ行ってみたい。
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