神様の御用人 4

発売日 : 2015/06/25
良彦と黄金のコンビが和歌山出張! 古代紀国に迫る!
御用人シリーズ待望の4巻目は和歌山出張!
良彦と黄金のコンビが、古代紀国の謎に迫る!

毎夜、夢に現れ「忘れるな」と告げる女性に恐れを抱く神様・天道根命(あめのみちねのみこと)。力を削がれ昔の記憶を失ってしまった神様からの御用は、その女性が誰なのか突き止めて欲しいというものだった。
夢の女性が挿していたという簪(かんざし)を頼りに、良彦と黄金は天道根命が国造(くにのみやつこ)の祖として治めた和歌山へ向かう。そこで出会ったのは、良彦のかつての野球仲間で……。
神代の時代に征伐された者と征伐した者。和歌山を舞台に、埋もれた歴史と人の子たちの想いが、いま紐解かれていく――。

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みんなのレビュー

  • 合縁奇縁
    2024/05/19
    ネタバレあり
    「神様の御用人」シリーズ第4弾。今回は長編。昔の記憶を失ってしまった神様・天道根命からの御用は、夢に現れる女性を突き止めて欲しいという事。舞台は和歌山、紀伊の国。神武東征の歴史に隠された秘密。そこで出会ったのは良彦のかつての野球仲間の大野だった。普段は協力してくれる黄金も、今回は意味ありげにほとんど助けてはくれなくて、良彦が自らの力で謎だった史実を繋げて行く。2柱の神の物語にリンクするように、良彦の友人・小野達也の家族の物語も展開していく。2組の姉弟のそれぞれの想い、記憶が繋がって謎が解けた時は良かった。
  • スズ
    2016/09/18
    「夢の中に出てくる簪の持ち主が誰なのか探してほしい」今回はそんな御用を受けた良彦が和歌山を舞台に神と人、兄と妹等の様々な縁や絆を結びました。テーマは「姉弟」でした。今回の御用は良彦にとって特別なもので、誰かが自分や大切なことを伝え続けてくれるというのがとても嬉しいことなのだと感じた。史料の少ない古代の人物についてあそこまで研究をし続けれられるのは純粋に凄いなあと思った。黄金が大人しかったですが、最後の方で食い意地の張った黄金が見られた。穂乃香の想いにも今後要注目ですね。「こらー!あきらめるな!走れー!!」
  • とも
    2017/11/08
    ネタバレあり
    シリーズ四作め。今回は一冊通しての長編。少し謎解き要素多めかな。 和歌山遠征、新キャラ登場と盛り沢山。(ますます孝太郎の存在感が薄れて古事記解説キャラ程度になってるのが残念だな…) あまり馴染みのない神様、神話だったのでほぼ受け身でしたが興味深く読みました。 正式な御用人になったけどこのままバイトしながら御用人って厳しいだろうな…
  • た〜
    2015/06/28
    今回は1冊1エピソードの長編。話は悪くないのだけれど、各キャラのらしさというか魅力が薄まってしまった感じ。
  • ハサウェイ
    2015/07/19
    ネタバレあり
    シリーズ4作目。今回は長編。神様たちのワガママ?を聞いて解決するべく御用人見習(代理中)の主人公が、今回は舞台を和歌山に移し、姉弟二柱の問題を解決する。この謎解きで主人公は代理の名称を取る事ができるかが掛かっており、そのため、モフモフもとい、黄金様の場面は少なめかも。物語は初めて古事記では記載されていない事を中心に進む。やはり神様が現代の人間社会に溶け込んで一緒に生活を行っていくという発想が面白い。これからも、知らない神様たちを登場させてもらえれば楽しい。次巻が出る確約があったため、楽しみにしておこう。