子供(ガキ)の領分 act.1 ナメてんじゃねぇよ
発売日 :
1996/10/01
彼の悲劇は、この兄と弟にはさまれて、育ったことから始まった――吉原理恵子、初の長編
容姿端麗、茅野家長男―陽一。無愛想、茅野家三男―大地。そして、茅野家次男―広海。彼(ひろみ)の悲劇は、この兄と弟にはさまれて、育ったことから始まった。広海の明るく、正しい(?)学園生活を描く、吉原理恵子、初の長編。 ※こちらの電子書籍については、口絵や挿絵は収録しておりません。ご了承ください。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 506円(本体460円+税)
- ISBN: 9784044342098
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角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
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合縁奇縁2018/07/0624「くされ縁の法則」を読んでから、このシリーズを読み始めました。プロローグだけ。容姿端麗、茅野家長男の陽一。無愛想、茅野家三男の大地。そして、茅野家次男の広海。主役は次男坊の広海。BLだけど、キス一つさえない日常生活の話。長男の陽一と三男の大地が、次男の広海を取りあう話かな?一冊まるごと時間的には、たった1日だけの話だった。美しい女性の容姿を現わす「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合のよう」がまさかBL小説で出て来るとは思わなかった。
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藤月はな(灯れ松明の火)2013/03/2720おそらく、少女小説や一般書に擬態した内容は・・・・や匂い系などで場数を踏んでいる方々ならばセンサーに引っ掛かる「何か」があります。幼少時でヤンデレ気質を築き上げた長兄への恐怖や長兄と三男の次男を巡る会話の不穏さに私のセンサーが反応し、仲のいい男子に対する周囲の興味に覚えがあるだけに冷や汗も流れます。所々に挟み込まれる離れて分かる親の凄さや兄弟の悲喜こもごもだとか子供の言い分に共感します。お節介女子に対して「ブス」というのに「小学生か」とツッコみたくなりましたが初版が約15年前と考えると時の流れを感じます。
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cikorin062019/03/276シリーズ物なので面白いのかな?と読んでみたが、導入のためとはいえ、無駄にグダグダと講釈が長々と続き、そして思わせぶりな説明にイライラ、話は進んでないし。この先、先入観無しで読めるかな。
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本田桜2010/07/025焦らしプレイに耐えれる人のみに読むことが許される作品?(笑)私はジレジレしつつ楽しんでます^^最後まで付き合いますとも!
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扉のこちら側2008/05/235再読。初読は2001年頃。あの頃はこんなにも進展しない長いシリーズになるとは思わなかったな。物語の展開を楽しむというより、キャラ読み小説。
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