モ-テ 死を謳う楽園の子

発売日 : 2015/04/30
ドラマCD同時期発売決定――
遺伝子の罠――モーテの子を収容する施設・グラティアで暮らす子らは皆前向きで、死を予感させるようなこともなく、平穏な日々を送っていた。しかし、安寧の日々は一瞬にして崩れ去る――ある少女の自殺によって。
  • レーベル: MF文庫J
  • 定価: 638円(本体580円+税)
  • ISBN: 9784040676135

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みんなのレビュー

  • θ(シータ)
    2015/06/02
    「お、おんなのこに、どすけべ……。最低!サルデーニャの海に落ちてローマまで流れるがいいわ!」な、なんだと…!?最後のラストシーンこれはマジでヤバいんじゃ?………『自殺』という難しいテーマを扱いながら話題を呼んだ《モーテ》まず、続刊が出たのが驚いた。あれで終わりで良いのでは?思ったけどしっかり纏められて素晴らしかった。前回は『愛』で今回は『優しさ』で深く考えさせてくれたね。優しさはいいでも、優しいって実際はどういうことなのかな。そして、あのラスト…これからどうなるんだろう…。星5つ【⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️】
  • まりも
    2015/04/25
    数万人に一人の確率で罹る奇病モーテ。そんなモーテを患う子供たちを収容するホテルで働く事になった青年ダンテの視点で語られる物語。1巻とは構成や結末こそ違えども、今回もモーテという奇病に罹った人とそれにかかわった人の愛を描いたお話でした。前回の主役ドゥドゥ、マノン組が出たりと癒し要素はありつつも、迎えた結末はとても悲しいもので読んでいてやるせない気持ちになりますね。特にオチは絶望感たっぷり過ぎてヤバかったです。モーテという存在に対してダンテらはどんな選択をするのか。次巻を早く読みたい。
  • よっち
    2015/04/23
    モーテを患う子らを収容するホテル・グラティアでアルバイトとして働くことになった小説家志望の青年・ダンテが経験する、モーテの奇跡後の物語第二弾。前巻の登場人物も一部登場し紡がれていくストーリーは、事件後のグラティアの状況を外から来たダンテの視点で描かれていて、再び内部で起こった悲劇にショックを受けながら、そこで暮らす人たちへの理解を深めて向き合おうと決意した優しいダンテに多くの人が救われたように思いました。ドゥドゥやマノンには微笑ましい気分になりましたが、そのままで終わらないあたり早めの次巻刊行を期待です。
  • Bellzerica
    2015/05/01
    1巻から生存した彼女もついに…衝撃のラストシーン。この流れでいくとダンテは3巻も主人公になりそうでしょうか。「モーテ」という架空の病気に対して"各々がどう向き合っていくか" をテーマとして描かれる物語。1巻は悲劇、2巻は…本質的な愛。では次の巻は?とてもキニナル。 そしてしっかりと生き延びていた"カノジョ"は何やら暗躍しているようすだし…。次作も購入確定。 内容もさる事ながら、カズキヨネさんの表紙は1巻/2巻通じてオーラが凄まじい。3巻の表紙にも期待してしまいますね。
  • T.Y.
    2015/05/06
    小説の題材として取材するため、モーテの子供達の収容施設「グラティア」に職員として入り込んだ青年ダンテ。そこで元気に生活していた子供達と心温まる交流をするが、やはりモーテによる逃れがたい死の陰は色濃く、しかも「幽霊」の噂もある中で、一人の自殺者が出る…。前巻の主役達も登場、またフェードアウトしたアランやアミヤのその後も回収してくれるが、メインは差し迫った死にどう向き合い、何をするかという問い。これはまさに各自の問題。今回の主役達に関してはまだ話は続くようなので楽しみ。ミステリ要素はまあまあ。