断末のミレニヲン 2 いつか還らざる者たちへ

発売日 : 2015/04/01
この物語に、「死」以外の結末は用意されていない―。
逃れ、逃れて絶望の果てにアトル達が辿り着いた剣の王国の城塞都市キャメローにも屍霊の魔の手が伸びていた……! 陥るは絶体絶命の危機。現れたのは救いの手か、それとも恐るべき罠か。束の間の休息を楽しむことなど、滅びが迫るこの世界では許されない。 弓手ルーイは謎めいた笑みを浮かべ、ツェン・ヨーガは怪笑し、カヤは宝石の瞳で見つめ、バーバラは微笑する。今まさに風雲急を告げる屍霊幻想一大叙事詩、極大衝撃の第二幕!

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みんなのレビュー

  • まりも
    2015/04/02
    十文字青が送るゾンビパニックファンタジーの第二弾。アトルの物語に一つの区切りが付く話。帯に「死」以外の結末は用意されていないと書かれている辺りから、予想はしてましたがこれはあんまりにもあんまりすぎる…。クライハート家の不出来の弟でありながらも、女の子達を護る為に必死に戦った彼に用意された結末はあまりにも哀しすぎて涙が止まりませんでした。あとがきによると次巻は売上次第との事でしたが、こんな所で打ち切りは勘弁して欲しい。続きが出る事を願うばかりです。
  • よっち
    2015/04/01
    多くの犠牲を重ねた逃避行の果てに辿り着いた剣の王国の城塞都市キャメローも絶望的な状況だった第二弾。楽観要素のない状況にビビりながら、それでも女の子のことばかり考えているアトルにどうも緊張感が不足してるなあと思いながら読んでいましたが、だからこそ女の子たちを何とか逃がそうと奮闘する姿はカッコ良かったものの、そんな思いだけではどうにもならないこともあるということですか。ここから物語がどこに向かうのかとても気になりますが、あとがきを読む限りではこの作品が置かれている状況もまたなかなかシビアなようで...うーん。
  • アウル
    2015/04/08
    帯通りに『死』意外の結末は見えてこないなこの話。仲間を失いながらもキャメローにたどり着いた主人公一行だったがキャメローも屍霊の巣窟となっていた。生き残っている人間もかなり狂っている集団でピンチにたたされる主人公だったが・・・。最後のオチをあんな所で区切られたら続きが気になって仕方が無い。けど次巻でるのが売り上げ次第とは、厳しいだろうけど出て欲しいな。
  • わたー
    2015/04/15
    ★★★★★ここで終わりなんて生殺しが過ぎる。仲間がどんどん死んでいく中、やっとの思いでキャメローまでたどり着いたアトル一行。でも、キャメローもすでに屍霊どもで溢れかえっており…という導入から、予断を全く許さない状況が続き、面白かった。so-binさんのイラストも世界観によくマッチしていて、かなり迫力があってよかった。最後の展開から続きがかなり気になるのに、売上が芳しくないらしく、続刊の予定は未定。そんなのってないよ。
  • サケ太
    2015/04/27
    おおう。なんだこの容赦ない展開は。ファンタジー世界でのゾンビもの第二巻。驚異的過ぎる速さで広まる死霊たち。達人が死霊になることで絶望的な化け物が生まれる。それに立ち向かうアトルたち。ある意味当然とも言えるのか。キャラクターたちの掘り下げは面白いが、続けるのか、これは。出来れば、こわいけど読みたい!