博多豚骨ラーメンズ 3
発売日 :
2015/03/25
第20回電撃小説大賞<大賞>受賞作! 殺し屋たちの絆を描いた第3巻!
人口の3%が殺し屋の街・博多で、数々の思惑と因縁が絡む抗争が勃発。巻き込まれていく馬場、猿渡、榎田、そして起きた「林憲明殺人事件」。悲しい過去が甦る時、殺し屋たちの絆をかけた命懸けの対決が始まる!
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 781円(本体710円+税)
- ISBN: 9784048650632
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みんなのレビュー
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ゴンゾウ@新潮部2018/02/18118殺し屋林憲明の過去に迫る物語。前2作品に比べて落ち着いた展開。林が殺し屋に養成された組織時の同期で親友が登場する。ふたりの悲しい過去とそして最後に訪れる悲しい別れ。新田と猿渡のコンビも加わりうるっとくる仕上がりだった。
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岡本2016/03/0353遂に表紙に写ってる登場人物達からも死者が。これで誰が死ぬのか本当に分からない感じに。林ちゃんや馬場の過去が明らかになってきたりして楽しめた巻でした。それと3巻は前巻と違い全ての登場人物が出なかったのでシリーズ物って感じがしてきましたね。続きも早く読まなきゃ。
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はにこ2025/07/0952今回は林ちゃんの過去がメインテーマ。こんな過酷な過去があったんだね。そして再び元相棒と殺し合いをしなければいけない運命だなんて。前作で出てきた猿渡も登場。何だかんだ馬場と良いコンビじゃん。林ちゃん、ずっと1人で戦ってきたけど、もう1人じゃないね。沢山の仲間が居るからね。他の豚骨ラーメンズの出番はやや少なめ。まあ、ずっと斎藤メインでやるのはキツイから色んな人に焦点が当たっていくのかな。
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o.c.beats2020/09/2450シリーズ3作目。今回は林の過去にまつわる話。 孤独に生きてきた林が、身を呈してまで守りかったもの。 昔は家族。今は仲間達。 収容所時代の仲間の過去を乗り越え、今を生きる。 林にスポットを当てた話でした。 福岡という名前の別世界、オソロシイ。
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giant★killing2015/03/2949内容は殺し屋養成所で親友に裏切られた辛い過去を思い出したリンちゃん(男)は馬場に裏切られるのが怖くなり家出を敢行。そんな中次々福岡市内で起こるリンちゃんと同じ名前の”林憲明連続殺人事件”。リンちゃんはその死体の写真からかつて殺したはずの親友が生存し自分を探すために林憲明という人物を殺していると確信し…。この小説って馬場の俺TUEEE物語じゃなくてリンちゃんの成長物語だったんだな(今更)。過去信じられるのは親友だけという環境で育ったリンちゃんと緋狼の物語は残酷なコントラストを描いて結末を迎える…。→
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