火刑戦旗を掲げよ! 1

発売日 : 2015/03/01
新人賞受賞作刊行! 波乱の世を生きた男達の運命の物語。
勇者の死後、ある一人の男が”聖炎の祝祭”により火刑に処された。かつて窮地の王国を救い大陸に安寧をもたらした英雄・サロモンである。苛烈な戦術と強烈なカリスマ――彼を崇拝するものは死してなお多い。
時は流れ、アスリア王国の辺境にあるキコ村に、一人の不思議な少年が生を受ける。
神童と言うべき力を備えたその少年の名はマルコ。彼と出会ってしまった大人達は皆、魅入られてしまう。
まるで彼の中に、かつての英雄・サロモンの面影でも見るように――。
これは運命を導かれるままに波乱の世を生きた男達の物語である。
  • レーベル: MFブックス
  • 定価: 1320円(本体1200円+税)
  • ISBN: 9784040674889

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みんなのレビュー

  • すがやん
    2016/03/27
    シリアスな戦記もの。勇者や不思議も出てくるファンタジーではあるものの、基本、人と人との戦いで、軍略と政治・経済戦争を楽しめる。WEB小説とは思えないほど文章がしっかりしていて、登場人物達の内面の描き方も巧い。重苦しい内容なのに、がっつりと世界感に入っていける。
  • nas
    2020/09/13
    仲間との出会いの部分にもうちょっと厚みが欲しい感じはあるけど好きな感じだな。続きも読んでみよう
  • ちゃか
    2022/12/05
    冒頭に置かれた第零話は、ある男が火刑に掛けられるシーンから始まります。 その名をサロモン。戦争で功を挙げたものの魔人と称され、争いの責任全てを背負わされて焼かれた男。 それから少しばかり時が過ぎた後、北方の辺境に在る村でマルコという少年が生まれた。彼は、まるでサロモンのような熱を宿しており、多くの人が彼の熱にあてられて行動を共にすることとなります。 まだまだ序章ではありますが、面白くなっていくだろう息吹を感じる作品ですね。マルコの台詞に独特の味わいがあって好きです。
  • ぷるっちょ
    2017/02/02
    [Web版]未読。英雄サロモンとしての前世の記憶を持っているらしい少年マルコによる知識チート小説。とはいっても主人公マルコがストーリーの表舞台に立つ事は殆どなく、後にマルコの股肱の臣下になる脇役たちの視点によって描かれる群像劇。英雄サロモンは民衆の欲望に都合よく消費されてしまったが、今世でマルコは何を目指すのか?前世への復讐とか至高の玉座を狙うとかの常識的な目的を持って動いているようには全く見えず、何を目標にしているのか見当もつかない。前世での処刑も下手をすると予測済みな気もするし、この先が楽しみである。
  • fab
    2015/07/05
    転生英雄のリスタート話、ただし第三者視点の群像劇。うまくテンプレにならない切り口で文章もGood。なろうの続き読んで来よう。