八百八寺の風鈴屋
発売日 :
2015/02/01
風鈴な音色が奏でるのは、家族の愛と絆――
京都に佇む風鈴屋『風の通り路』。風鈴を通して来訪者の想いを知るという若店長・和真は、今日も今日とて商売そっちのけで客の悩みを聞く日々――これは、風鈴で悩みを幸せに変える、お人好しな風鈴屋兄弟の物語。
- レーベル: メディアワークス文庫
- 定価: 583円(本体530円+税)
- ISBN: 9784048693370
メディアワークス文庫の新刊
みんなのレビュー
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hirune2017/03/2142こんな風鈴屋さんの店員に会ったら、私なら全速力で逃げちゃうなぁ(^-^;あんまり利益度外視なお店はどうなのかな、心配になっちゃうな。悪くはないけど、ちょっと浅い気がしました。
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すみの2015/10/1532両親が遺した風鈴店「風の通る路」の接客担当・和真(兄)と風鈴職人・隆司(弟)。ふと立ち寄った客の中に悩み事をもった大会社社長夫人と修学旅行中の女子高生がいた。彼女達の悩みを兄弟が解決していきます。風鈴いいですよね~。人の悩みを知ると突っ走るお兄ちゃんは隣店の看板娘・明子さんがいないとダメね。良いカップルです!冷静・寡黙な弟と足して二で割ると丁度良いですがそんなわけにはいかず・・・。しかし、兄弟であーだこーだと言いあっても仲は良いのが伝わってきます。
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coco夏ko10角2016/01/0628仲の良い兄弟が京都でやっている風鈴屋。もっとページ使って京都の四季×風鈴を楽しみたかった。
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とも2015/06/0817風鈴の描写が涼しげ。縁側で風を感じたくなります。梟の風鈴の不思議と現実的な悩みを地道に解決するアンバランスさはあったもののさらっと読めました。恋の行方とかは持ち越し?
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ううち2015/05/3112せわしない兄と落ち着いた弟が営む京都の風鈴屋さんのお話。志津さんが受け取ったご主人からのメッセージにじんわりきました。風鈴についてのウンチクが嬉しい。さらっと読みやすかったです。
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