グランクレスト戦記 4 漆黒の公女

発売日 : 2015/01/25
同盟の“黒き公女”マリーネが狙うは、連合の要・ヴィラールの命
連合との全面対決を掲げる同盟の公女マリーネは、連合の精神的支柱アルトゥーク伯を討つべく侵攻を開始、テオの領地もまた戦場となる。戦を有利に進めるべくシルーカは籠城を提案するが、テオは意外な指針を示し――

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みんなのレビュー

  • スズ
    2017/11/01
    幻想詩連合からの和平交渉を一蹴した大工房同盟盟主マリーネは、連合有数の大国アルトゥークに進軍する。そして、ヴィラ―ルより常闇の森の統治を任されているテオの元にも同盟軍五千の軍勢が迫るが、テオの擁する軍勢は僅か二百程で…。テオとの戦いに敗れ威信を失いかけたマリーネでしたが、想い人への恋慕を捨て、同盟の勝利のために冷酷なる王の道を歩みだしたマリーネの覚悟が壮絶でした。従弟であるヴィラ―ルとの戦では、戦場の鉄臭い匂いや硝煙の匂いが本の外にまで漂ってきそうでした。テオとシルーカも両想いになり、恋愛模様も楽しみです
  • まるぼろ
    2019/03/02
    アルトゥーク戦役の後編のお話、前半は主にマリーネ、それにミルザーの其々の思惑から生じた行動について、後半は前巻からの繋がりとなる戦役においての其々の戦いと、そして…と言う話になります。アルトゥーク伯とマルグレットについては結末を知っていたにも拘らず、やはり読んでいて辛いものがありました…。その後にマリーネの決意を知ったアレクシスが失意に陥ってますが、やはりこの時点では遅きに失したと感じてしまいました。そして戦役が終わりテオ達はある決意をし、そのテオとシルーカはシスティナへ向かい…、次巻も楽しみです。
  • よっち
    2015/01/20
    テオとの戦いに敗北し同盟の威信を失ったマリーネと、優勢の状況であくまで和平を夢見た連合の盟主アレクシス。ターニングポイントで大勢を決したのは盟主二人の決断だったわけですが、劣勢とはいえまだ挽回の余地もあったヴィラールが、局面を打開するのではなくその美学に殉じようとした姿勢は、覇道を目指すことを覚悟してその身を投げ出すことすら厭わなかったマリーネとはあまりにも対照的でした。ただそんな中でもついにテオとシルーカにも転機があって、そんな二人がより混沌としてきた状況で向かう故郷での新展開に期待したいところです。
  • アウル
    2015/01/25
    理想に殉じたヴィラール散る。そしてその裏ではテオとシールカは恋仲になる巻。テオとシールカが本来メインなのに思いっきりマリーネとヴィラールに喰われてたなw覇道を歩む決意したマリーネと自分の生き様を貫き通したヴィラール2人ともカッコ良かった。次巻は故郷に戻ったテオはシスティナの領主となる事ができるのか?非常に楽しみです。ジードは上手い事嫁さがし出来たけど、フリントの方は笑ってしまった。
  • まりも
    2015/01/21
    怒涛の展開。自分の美学を貫いたまま散っていったヴィラール、和平と言う叶わぬ夢を見続けたアレクシスと最後まで変わらなかった二人が敗北し、一度テオに敗北した事で目的を叶える為なら全てを犠牲にしても構わないという覚悟を持つ事になったマリーネが勝利した事のは色々と考えさせられた。テオも出番は少ないながらシルーカとの関係の変化、領主として成長した姿を見せてくれたのは良かったです。連合と決別し故郷に向かったテオ、シルーカがどのような戦いを見せてくれるのか。次巻も期待。