The dark blue
発売日 :
1995/12/01
吸血鬼ロキシー・アルカードの餌食となったオリヴィエの苦悩と官能。魔性の男たちが織りなす禁断の愛の物語
すべてに絶望し夜の街を彷徨っていたオリヴィエの前に現われた一人の男。ロキシー・アルカード――太陽も十字架も恐れない黄金の吸血鬼だった。その日から、彼の餌食となったオリヴィエ。しかし、彼には恋人の医師のヘーゼルがいた。愛すれば愛するほど、破滅していく愛もある。魔性の男たちが織りなす愛のものがたり。
- レーベル: 角川ルビー文庫
- 定価: 470円(本体427円+税)
- ISBN: 9784044356019
角川ルビー文庫の新刊
みんなのレビュー
-
なー2022/10/022ネタバレありファンタジーはよい。
-
ひなた*ぼっこ2021/09/202山藍紫姫子2作目。吸血鬼のお話はエロくて素敵。結末が滑稽に見えるけど、そこも含めて不老不死ならではの無限の愛なのだろうね。
-
nono2015/09/082BL。初出はJUNE、なる程最近のヴァンパイアものとは一味違う。太陽も十字架も恐れない吸血鬼ロキシーから身体の関係を強要されているオリヴィエには恋人がいて!ひたすら耽美な世界でした。どの登場人物も物語の人って感じがどうも苦手。まぁ山藍さんだししょうがないか。
-
黎2010/07/261JUNEとしても勿論だが、吸血鬼譚としても上質なお話。異形として生きるものたちの悲しみや、それ故にねじれてしまう愛情や思慕に切なくなる。果たして餌は被害者なのか?ややたどたどしささえ感じる丁寧すぎる丹念さが冗長にも感じる(不死が一つのファクターなので切迫感は薄い)がスピード感がもっとあれば、もっと楽に読めると思う。でもこの動きのなさが、閉塞感や無力感という山藍節。
-
さつき2017/09/140ネタバレあり絵がロマンチックで、素敵でした。お話は、山藍さんにしてはエロ薄。正直、山藍さんには濃厚エロを期待していたので肩透かしでした。お話自体は面白いんですが。もっと濃厚エロ入れて、長いお話にしてくれればよかったのに。
powered by
レビューをもっと見る