もののけ画館夜行抄
発売日 :
2015/01/15
その美術館では、絵画から飛び出た“もののけ”が、あなたを待っている――
妖怪画ばかりを収蔵している桧山記念美術館、通称“もののけ館”。そこへ学芸員見習いとして訪れた朋絵は、夜もふけたころに絵から妖怪が消えるという怪奇に行き会ってしまい!? 美術と妖怪をめぐる現代のお伽話。
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 660円(本体600円+税)
- ISBN: 9784040704708
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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佐島楓2015/03/3035これは面白かった! 妖怪の薀蓄とちょっとしたミステリ、そしてロマンスの可能性。特にツンデレな学芸員・恭介と大学生助手の朋絵のやりとりはお約束的だと思っていても笑ってしまいます。シリーズ化されるようなので、次巻も読ませていただきます。
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ううち2015/09/0623主人公はかなりの行動派でハラハラさせられます。学芸員の岡田さんの性格も好みが分かれそうですが…。出てくる妖怪たちが可愛らしく、話し合い(罵り合い?)が楽しかった。伏線も回収してくれてすっきりと読みやすかったです。
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瀧ながれ2015/01/1920登場するもののけたちが、みんなコミカルでチャーミング♪牛鬼さえも、なんかかわいらしくて、たいへんおもしろく読みました。ヒロインのドジに、なにか理由があるのかと思いましたが、これは彼女の属性なんですね。そのアトサキ考えない感じ、ときどきいいほうに働きますけども、トラブルになることが多いので改めてください。
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chocokuma2017/05/0619ネタバレあり初読み作家さん。妖怪たちやもののけ画館の設定はは魅力的でしたが、主人公の性格にイライラの連続で挫折。ここまで迷惑なポジティブ思考も珍しい。温情で受け入れてもらっている実習先のことを調べもせずに仕事出来ます!宣言をよく出来たな…と。主人公以外は好みだっただけに残念。
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なつき2015/03/1713主人公が悪意のないクラッシャーで、あまり反省しないタイプのポジティブ思考。話の展開上仕方ないとはいえ学芸員資格を持っているものとして許せない部分があります。モノに対する真摯さが足りない。もののけたちは可愛かった。主人公がもう少し良かったら読後感がかなり違うと思う。
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