この恋と、その未来。 一年目夏秋

発売日 : 2014/12/11
――せめて、誰の物にもならないで欲しい。そう思ってしまうのは、わがままだろうか――
――せめて、誰の物にもならないで欲しい。そう思ってしまうのは、わがままだろうか――
  • レーベル: ファミ通文庫
  • 定価: 660円(本体600円+税)
  • ISBN: 9784047300538

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みんなのレビュー

  • ひめありす@灯れ松明の火
    2015/12/15
    身体が恋をする。だけど、心だってずっともっと恋をしている。せめて、誰の物にもならないで欲しい。そう思ってしまうのは、我儘だろうか。頭では、彼の事を理解したいと願うはずなのに。隣に寄り添う体温が、繋いだ手のぬくもりが、もっと切実に欲しくなる季節がくる。冬。別れを意識しつつ、やってくる。三好ちゃんと四郎の関係。三好ちゃんへの完全な依存と甘えで成立しただろう歪な恋。未来と要さんの感情としては純粋な、だけどやっぱり歪な関係。これは恋なのだろうか。二つの恋を車輪にして、この物語は破滅と不幸へと続いてしまうのだろうか
  • かめ吉
    2015/09/01
    四郎を応援したい気持ちもあるけど、未来のことを考えると果たしてそれでいいのかとなってしまう。四郎と三好が付き合ったけど、それでも未来のことをを忘れられなかったら三好が可哀想… 物語が進むにつれて恋愛や友情に変化が生まれて、それがとても切なくなってしまう。読んでいて悲しくなったりするけど先が気になってしまう。この作者さんはすごいと思った。
  • よっち
    2014/11/27
    夏休みに入って、四郎と未来は和田と三好を交えた4人で泊まりがけの旅行へ。そして文化祭実行委員として四郎が三好とともに取り組んだ第二幕。GIDのことを本で読んでみたり、三好との仲を取り持とうとする未来、未来が他の人と付き合うのを考えると複雑な気分になるのを自覚する四郎ですが、その思いに明るい未来はなかなか想像しづらい状況ですね。未来の運命的な出会いを目の当たりにして、四郎も新たな一歩を踏み出すことになりましたが、不安を潜在的に抱えたままの関係になりそうで、これから大丈夫かなあと続きが気になる終わり方でした。
  • イーダ
    2014/12/03
    いきなり表紙の未来が女の子でかわいすぎる。びっくりしました。三好さんはいい子だなあ。そしてかわいそうな和田さん…でも、かえって彼女には良かったのかも。それぞれの心情が伝わって、切ないけど「少年、頑張れ!」と応援したくなっちゃいますね。この後、一筋縄では行かない事必至ですけど、それもまた楽しみです。
  • 異世界西郷さん
    2014/12/15
    1巻を読んだときも思いましたが、四郎の気持ちを考えると読み進めるほどに切なくなってきますね。もしかすると、未来は四郎の気持ちに薄々感づいているのかもしれないと思えてきます。であるからこそ、四郎と三好さんをしきりとくっつけたがろうとしているように思えるのは考えすぎでしょうか。“誰の物にもならないで欲しい”という四郎の想いからはどんどんかけ離れていく状況がもどかしくいです。登場人物みんなに幸せになって欲しいと思えてきます。