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小暮総帥2016/07/040タイトルといい表紙イラストといい物騒な印象を受ける。いざ読み始めてもかつての共産主義国家を思わせる組織や体制が仄めかされて何やら不穏な空気が…。と思ったら、オーソドックスな学園ラノベ風の日常が続いて、ほのぼの系?嵐の前の静けさ?ようやく物語が動き始めるのは中盤を過ぎる頃。待ってました!→たいして盛り上がらないまま終ったけどね。緻密に構築されてそうでされてない(っぽい)設定も消化不良のまま←だがそれがいい。この作家を読むのは初めてだったけど他のも読みたくなったので、石川博品御入学万歳万歳万々歳ってことで。
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血と鉄2016/03/260ネタバレあり軽快で饒舌な主人公の一人称語りが心地いい。芯はないが、要領の良さと良心を併せ持つ主人公のドタバタ劇が気持ちいい。時事ネタやオタクネタを使うラノベ主人公の独白は大抵は冗長で、好きではないのだが、この作品の主人公の妄想混じりの文章は軽快で読み進める推進剤の役目を果たしてくれてる。学園モノである友人たちの身の上話も、設定の妙と毒気の語りでスラスラ消化でき、キャラクターを把握できて、クラスが一致団結して行動する際にキャラクターの把握に困らない。
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ester2015/02/280☆☆☆☆☆
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