ファンタジア文庫の新刊
みんなのレビュー
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よっち2014/11/1935憧れの魔法少女になったはいいものの、いつのまにか9年目を迎えることになって、魔法少女を辞めたくて仕方なくなっている女子高生有絵田ほのりの物語。母親も魔法少女経験者だったりで、男の娘の同級生とサボりがちな同僚とトリオで組むチームの現実に苦悩するリーダーほのりの姿は、読んでいて哀愁を誘いました。イケメン転校生の出現や後継者の出現から引退に向けて動いていく物語は、先が予想できる分かりやすい展開にも思えましたが、それでも最後まで飽きずに読ませてくる辺りに著者の力量を感じました。続きが出るなら読んでみたいですね。
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芳樹2021/11/1730【読放】今すぐ辞めたいのに後継者がいなくて辞められず、泣く泣く魔法少女として戦う女子高生・ほのりの悲喜交々を描いたスラップスティックマジカルコメディ。ストーリーはまさに王道ですが、それが活き活きと描かれていて著者が楽しく書いてるのが伝わってくるし、またテンポ良く展開されとても読みやすい。ほのりに降りかかる災難の内容やそれに対する彼女の突っ込みがとてもコミカルで、思わず何度も吹き出してしまいました。アニメ映画にして欲しいくらい面白い作品でした。
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アウル2014/10/2729結構面白かった。ブラック企業な魔法連盟に所属する魔法少女?ほのりが嫌々ながらも頑張るワーキングコメディ。話の展開は分かりやすくさくさくと読みやすい。8年も魔法少女やってたらこうなってしまうよなとしみじみ思ってしまう。敵の怪人が変態だな、と言うか何処となくツインテールぽい感じ。
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T.Y.2014/10/3021魔法少女を務めること8年、すでに高校3年生になり、敵もショボく世間の目も冷たく経費すら出ないという労働環境で、有絵田ほのりは一刻も早く魔法少女を辞めたいと思っていた。魔法少女という搾取、ずっと続けたらどうなるのか、といった問題設定は散々問われてきたことで目新しさはないが、後継者が現れ辞められることになった際の心理の揺れを描いたのはポイントか。他方で搾取構造の問題そのものに踏み込まず魔法少女肯定気味で締めるのは少し物足りない。ただ、こういうやさぐれ女主人公は好みなので個人的評価は高め。
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水無月冬弥2014/11/0618氷高悠(@hidakayuu)の #ラノベ 最近はやりの変化球の魔法少女ものですが、変化のさせかたがうまいですね、卒業ものとしても秀逸な感じがしますね。いろいろと台無しな設定ばかりですけど、それが生きているなあ。だからこそ、ほのりがかわいそうなんだけど
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