遠鳴堂あやかし事件帖 其の2 誰も君にはなれない
発売日 :
2014/10/20
「――それでも僕は、できることがあるなら、助けたいんです」
あやかし事件が集う店・遠鳴堂で暮らし始めた明。転校早々、怪異を調伏した彼のもとに、霊に関する新たな相談事が持ち込まれる。元退魔師の叔父・倫太郎に手ほどきを受けながら、調査の先で明が出会ったのは……?
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 638円(本体580円+税)
- ISBN: 9784040703763
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みんなのレビュー
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はつばあば2020/08/1842この中学生の主人公とその周りの子供?若者達の繊細で優しいふれあい・・老いてこそ思い出させる数々の事。子供と親は血は繋がっているがそれぞれの生き方があると。それでもある程度の年齢が来るまでは親の庇護のもとでないと暮らせない。それが問題だ。児童施設とがあるではないかと云われるかもしれないが・・。親と子、誰もが本当に分かり合って労わりあって暮らせる、そんな日が来ればいいのだが。
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財布にジャック2014/10/27421巻でイメージしていたよりも、今回は重い内容でしたが、新たに登場した甲斐さんのキャラクターも意外で良かったし、思った以上に読み応えのあるものでした。明くんの成長も気になるし、それ以上に両親の秘密が今後どんな風に物語に華を添えてくれるのかが楽しみです。そして、明くんだけではなく、倫太郎さん、多聞さん、望月さんも安達くんも、どのキャラをとっても主役になれそうなキャラなので、今後の皆の活躍を期待しています。早く続きが出ると良いなぁ。
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hirune2019/10/1341今回もなかなか重たい内容で 双子の事情が不憫でしたが、新しく出てきた甲斐が好感が持てる子で、望月や安達と合わせて明の周りにいいキャラが揃ってきた気がします。明は秘められた超常の力だけでなく、素直で柔軟な性格に器の大きさを感じさせて、良い主人公だと思います。しかし 鳴弦座って感じ悪い悪の組織みたいな印象なんだけど、もしかして改革が必要なんじゃないかなぁ?スポーツの腐っちゃった感じの協会みたいに😅
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悠2024/03/2323面白い 明くん少し大人になったかな 私は多聞さんが気になるし、麟太郎さんが好きかなぁ 今回登場した甲斐さん、女性だったとは… 3冊目も出ているようです 憑坐と術者とあやかし多聞さんと元術者の麟太郎さん、続きが気になります。
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ううち2015/11/1321派手なストーリーになりそうな設定なのだけど、落ち着いてさらっと読みやすい。ストッパーのかかっている明くんの能力が今後どうなるのか気になります。さみしがりや?の多聞さんが可愛いかったです。
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