異世界弁護士 1

発売日 : 2014/09/01
今度は、弁護士が異世界でやり直し……!?
若き検察官、七階堂大樹(ななかいどう・だいき)。体制に取り込まれた彼は、上司に命令され、無実の者を死刑に導いてしまう。法廷を出た大樹を待っていたのは、包丁を持った被告人の家族だった。
胸を一突きにされ、死を覚悟した瞬間、彼の視界が歪む。
気が付くとエルフの巫女・エレナによって、人間が亜人を支配する世界に召喚されていた。そこは、なぜか日本の法律が適用され、六法全書が聖典のように扱われる世界。
見せ物と化した裁判で、亜人たちは次々と不当判決を受け、処刑されていく。彼らを救うため、大樹は立ち上がる。敵は魔法をも裁判に持ち込む無敗の検察官。
大樹は現世で得た知識だけを武器に弁護士(バリスター)として圧倒的に不利な状況に立ち向かってゆく――。
  • レーベル: MFブックス
  • 定価: 1320円(本体1200円+税)
  • ISBN: 9784040669984

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みんなのレビュー

  • 真尋
    2016/06/05
    異世界に召喚され、第二の人生を正しい法律家として奮起する異世界ファンタジー。『漫画で読む法律知識(子供向け版)』程度の法知識しか扱われず法廷小説としてはレベルは低いけれど、無知の人と相手に舐めプしていた敵が本職の主人公にボコされる様は勧善懲悪な王道物として楽しんで読めました。イラストは90年代のラノベのようで何な懐かしい。キャラも全員が立ち位置をしっかりしているし、主人公が宣戦布告する場面はそれまでの過程もあって熱い場面。ただ、ユワワはウザくアホの子なのが読んでいて癇に障る。エレナさん教育能力なさすぎ。
  • hiroko
    2016/12/09
    法律知識全くないけど(全くないせいか逆に)面白い切り口だなあと興味深く読んだ。 続き読みたいなと思うが、あまりシビアな展開になっても、ご都合主義になりすぎても どっちの展開でも興ざめしそうだから、次の巻次第かなぁ。
  • nawade
    2014/07/29
    ★★★☆☆ MFブックス初オリジナル作品。9月発売を前に2週間限定で無料公開中。現実世界で父の冤罪の無念を晴らすために体制改革を実現するために検事になった七階堂大樹はいつの間にか体制に取り込まれていた。異世界転生した彼は法により苦しめられている亜人達を目にし、改めて体制の改革を目指す。検事になるために勉学に全てを捧げたはずなのに何故かオタクっぽい主人公に馴染めなかったり、色々と拙いところが目について前半は楽しめなかったが、後半は勢いがあってまま楽しめた。それでいいのか?と思うところもあることは否定しない。
  • フロッグ
    2015/02/06
    ややツッコミ所はあるし、法学専攻の人が見たら噴飯物の内容だろうとは思うが、発想は良かったし展開もベタだけど読んでて面白い作品だった。次巻を早く読みたいと感じた
  • 菊地
    2014/10/11
    六法全書の文言の曲解・杓子定規な解釈と、不正行為によって不当判決を勝ち取る敵検事に対して、主人公がその世界では周知されていない判例を使って闘う話。