シェイクスピアの退魔劇
発売日 :
2014/08/20
この国で唯一、魔を祓う希望。それがシェイクスピアという女なのだ――
悪霊が跋扈し、エクソシストに代わって劇作家がそれを祓う十六世紀ロンドン。記憶をなくして夜の劇場に迷い込んだ少年が出会ったのは、稀代の劇作家を自称する美女――“舞台を揺るがす者”シェイクスピアだった!
- レーベル: 富士見L文庫
- 定価: 726円(本体660円+税)
- ISBN: 9784040703022
富士見L文庫の新刊
みんなのレビュー
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佐島楓2014/09/2021演劇に魔法の力が宿るという設定は面白い。けれど視点は謎の少年に固定していたほうがよかったのではないだろうか。この作品は一話完結なのかな? なんとなく消化不良を起こしています。
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紅羽2020/10/277シェイクスピアが女性だったら…というifの設定も世界観も面白そうな材料は揃っていながら、自分には馴染めなかったです。この巻で終わりのようですが、従者の少年が一体何者だったのか判明する事もなかったので、消化不良気味で読了。
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shizuca2016/09/286うーん、このレーベルがあわないのかなぁ。あらすじですごく読みたくなるけれど、文体や雰囲気が合わない作品……。あらすじ、とても面白そうだったのですが、どこか登場人物のセリフがお芝居がかっているというかわざとらしいというか、そう感じてしまったのですみません斜め読みになってしまいました。
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ギンレイ2015/04/286【芝居に魅せられて】 バイハザみたいな亡者を倒すには霊的な力も持つ演劇【退魔劇】をしなければならない。 とある劇団では【退魔劇】を上演するために頑張っているが決定的に足りないものがあり苦しい状況。 そんな中記憶喪失の少年がやってきます。 少年という新風が入ることでキャラ同士の科学反応が起こり、それぞれの抱える過去が終幕に向かって収束していきます。どんなに頑張ってもままならないという表現は痛みがありますが、良いですね。シェイクスピアのキャラは強烈で、その我の強さと認めなさは外国というのを意識しているのかも。
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チューダー2015/09/194設定や題材はとてもいいのに、なぜか入り込めない。従僕が子供なのか大人なのか、しばしば、わからなくなる。子供感を出す必要があったのだろうか、、文章もイマイチ好きになれず…従僕の喋り方、会話の「です…っ」っていう小さなつの多様が読んでいて煩わしかった。場面毎に語り手も切り替えていたけど、中途半端に切り替わっていなくて微妙。。
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