冬の巨人

発売日 : 2014/07/20
永遠の冬を歩き続ける巨人。その果てに待つ光景を少年は求め――。
千年にわたり永遠の雪原をただ歩き続ける巨人。人間の世界のすべては、巨人の背にあった。彼はどこに向かっているのか、少年は答えを求めるが……。傑作ファンタジー、著者全面加筆のうえ完全版として復刊!
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 594円(本体540円+税)
  • ISBN: 9784040702438

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みんなのレビュー

  • みっちゃん
    2018/08/18
    ネタバレあり
    凍てつく雪原を歩き続ける巨人。その背に負われた都市。終末へと向かう世界の中で、孤独な少年が出会った謎の少女。物語世界も雰囲気もとても好みなのだけれど、ほぼそのまま、映画の広告編のような内容で終わってしまう。読む前からこの薄さは気になっていたけれど。やっぱり掘り下げられ、真相も明らかになったものを読んでみたい。
  • おかむー
    2014/08/03
    2007年に徳間デュアル文庫で刊行された作品の加筆修正版。千年の時を歩き続ける巨人の背中に作られた都市に生きる十万人の人類、主人公オーリャと謎の少女レーナの出会い、そして始まる終末と再生の物語。…とあらすじは壮大っぽいけれど人物の動機や情熱があやふや、世界設定も雰囲気はよいのだけれど背景や真実は明確にならずモヤモヤ。ラストシーンのイメージでかろうじて救われてるといったところなので、作者があとがきでも少し触れているが加筆の結果ページが倍になってもよいのでしっかり彫り込んでほしかった。『もうすこしです』。
  • harass
    2016/07/14
    積ん読消化。ライトノベル。雪原の上を一年で52歩歩く巨人。その背中に10万人の人たちが生活をしている。世界とはそういうものだとみなは思っていたのだが…… この作家の作品で初めて見たので購入。よく知らなかったがリライトしたものらしい。300ページほどの薄い本で正直中途半端な終わり方をする。アイデアはまあどこかで聞いたものだが筆力は相変わらずだ。この作家は一時期名前を聞かなかったが最近ではアニメのノベライゼーションなどで活躍している。
  • 七色一味
    2014/08/08
    読破。1つの神話世界の、出○○記のような物語にも感じられた。とにかく、この物語だけで完結するのではなく、連綿と続く別世界の物語の一部、と言う感じ。終末に向かう様が、ちょっと掘り下げ足りないような気もします。あっさりし過ぎてる? 設定的にも、このページ数で収めるには薄くなりすぎるような設定ですし…。悪くない話なんですが、その部分、惜しいかなぁ。でも、とっても素敵な物語でした。
  • いーたん
    2014/10/28
    破壊と再生。今、人類は間違いなく地球を破壊していることは誰の目にも明らかだ。資源の枯渇、環境破壊などさまざまな課題があり、地球再生は望み薄といえるでしょう。となると、宇宙進出が再生のカギになるのば自明の理。 さて、本作のように人類は再生ができるのでしょうかね。本作を読みながらそんなことを考えてました。