ロムニア帝国興亡記 3 運命を別つ選択

発売日 : 2014/06/25
内憂の皇位継承、外患の異民族襲来にサイファカールの策が冴える
わずかな手勢で新たな地盤を確保したサイファカール。だが、英雄候補は彼だけではなかった。群雄たちも皇位、領土、富を求めて動きだす。そして、ついに“皇帝崩御”の報が伝わり、異民族の大軍勢進撃が始まり――

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みんなのレビュー

  • よっち
    2014/06/21
    皇帝の事故死が明らかになったことで、皇位継承を巡って皇太子だけでなく、皇子や皇女たちも動き出し、初動で彼らや将軍たちがどのように動いたかというお話。野心から帝都へ進軍するロキシーヌの留守を突いて巧みに根拠地を陥れたサイファカールは、寡兵かつ流動的な要素が多い綱渡りの状況で、北からの遊牧民襲来や、周辺との関係に巧みな手を打ったと思いましたが、一転して窮地に陥ってしまいました。撤退する予定だったはずが、民の声に応えあえて残った選択がどう先に繋がるか。別になくてもいい描写も多いですが、戦記ものとして面白いです。
  • Tomokazu Kumada
    2014/08/27
    ネタバレあり
    第四皇子率いる軍勢が帝都へと進軍を開始した留守に乗じて、僅かな手勢でのロクサス占拠に成功した前巻。【皇帝崩御】の報せを受けて、傀儡政権の樹立を画策する宰相・逆賊を討つべく進軍する者・地歩を固める者・部下の意思統一を図る者・帝国の版図拡大のみを考える常勝将軍・神輿として担ぎ出された者、各地に散らばる綺羅星の如き群雄たちによる帝国の後継者を巡る争いも本格化し、偵察部隊3万を率いて国境へと侵攻を開始した騎馬民族。撤収か留まるか?選択を迫られるサイファカールが下した大きな決断とは……。帝国興亡記シリーズ第3弾。
  • まりも
    2014/06/22
    各勢力も動き出した事でようやく物語が動いてきたって感じがしますね。肝心のサイファカール側は交渉がメインで大きな盛り上がりはなかったけど確実に次への基盤を作りつつ今後期待できるような展開に持って行ってくれたのは良かった。マイナスなのは相変わらず無駄に入ってくるエロシーンでしょうか。別に入れるのは構わないんですけどこういう真っ当な戦記モノだと流れを止めちゃうのが残念。次巻は11月という事ですがサイファカールはどのようにして英雄に至るのか楽しみですね。
  • S.T.
    2015/10/11
    まったく失速せず。本作の魅力の一つは各群雄が記号的なキャラではなく、血の通った人物として描かれていることです。ラノベ的にわかりやすい無能者や悪役は一人もいません。群雄の部下にあたる副官や軍団長、その下の下士官も同様で、チートか無能かといったラノベでしばしば見られる両極端な描写がされていないのは高評価。それに比べると主人公陣営の女性陣が悪目立ちしてるのがなんとも微妙(苦笑)。それと絵師なんだけど、異常なぐらい胸が大きい絵よりも常識的な大きさの絵の方が身体の線が崩れてなくて魅力的だと思うんだけど(苦笑)。
  • 尚侍
    2014/06/28
    面白かった。今回は調略がメインということもあってやや地味な印象だったけれど、各勢力の思惑や現時点における立ち位置などが描き出されたことで、次巻以降の展開の布石となる重要な巻だったように思う。また、良くも悪くも本作の特徴であるエロシーンですが、今回はやや控え目だったこともあって個人的には好印象でした。幕間で多少脱線するのはある程度仕方ないけれど、本線で盛り上がっているところに話の進行上あまり必要と思えないエロシーンが挿入されるのはあまり好きではないので、今後もうまくバランスがとられることに期待したいですね。