貴族デザイナ-の華麗な事件簿 ロンドンの魔女

発売日 : 2014/06/20
伝統と革新渦巻く街で変人貴族と仕立て屋が挑む、服飾ミステリー
19世紀末ロンドン。仕立て屋のジェレミーと彼の店に入り浸る自称デザイナーの貴族エドガーは、客から「メイドが魔女を名乗っている」という話を聞く。同じ頃、人体が突然発火するという奇怪な事件が勃発し――
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 616円(本体560円+税)
  • ISBN: 9784040702216

この作品をストアで探す

みんなにシェアしよう

シリーズ作品

富士見L文庫の新刊

  • あやかしお宿の社員旅行。 かくりよの宿飯 13
    あやかしお宿の社員旅行。 かくりよの宿飯 13
    天神屋総出で現世へ! 社員旅行は新たな波乱と消えない過去につながって…
    友麻碧 (著者) / Laruha (イラスト)
    発売日: 2025/10/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • その巫女は悪女につき お前は、わたくしを殺す番犬
    その巫女は悪女につき お前は、わたくしを殺す番犬
    殺されたい巫女と、守りたい護衛。切なくも甘い中華風ロマンス。
    岡達 英茉 (著者) / 丑山 雨 (イラスト)
    発売日: 2025/10/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 白狼様と神隠しの少女 2 旅路の果て、神使と約束の指切りをしました
    白狼様と神隠しの少女 2 旅路の果て、神使と約束の指切りをしました
    孤独な少女と人間嫌いの神使様。異なる時を生きる二人の行く末は――
    雨咲 はな (著者) / SHABON (イラスト)
    発売日: 2025/10/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 碧雲物語 ~女のおれが霊法界の男子校に入ったら~ 二(上)
    碧雲物語 ~女のおれが霊法界の男子校に入ったら~ 二(上)
    冷たい美貌の寮監生と同室に!? 恋と冒険の本格中華ファンタジー第2巻!
    紅猫老君 (著者) / 未早 (イラスト)
    発売日: 2025/10/15
    富士見L文庫
    試し読みする
  • 悪魔さんの8畳ワンルーム甘やかしごはん
    悪魔さんの8畳ワンルーム甘やかしごはん
    悪魔風レシピが、お疲れOLのお腹と心を癒やします!
    夕日 (著者) / イトコ (イラスト)
    発売日: 2025/09/12
    富士見L文庫
    試し読みする

みんなのレビュー

  • ひめありす@灯れ松明の火
    2014/09/08
    表紙が繊細で凄く素敵です。服飾に関する部分は繊維の違いなんかもわかって、中々面白かったです。そうか、あの時代レーヨンはまだ野の物とも山の物ともつかないものだったのか…。でもその部分にばっかり意識が集中して、また紙幅もだいぶ割かれているので、華麗なる事件簿の部分は残念ながら飛び飛びと言うか、とっちらかっちゃった印象を受けました。別にこれだと華麗なる事件簿にしなくても問題ないのでは。テーラー男子二人の尾仕事っぷりをもっと見ていたい。ずっと気になっていた新しいレーベルでしたので、ちょっと様子見で丁度良かったです
  • ううち
    2015/07/08
    19世紀末ロンドンでデザイナーと仕立て屋コンビが謎解きをするというお話ですが、当時の服飾の事などが詳しく書かれていて、エドガーのデザイン画が見たくなりました。エドガーとジェレミーそれぞれのエピソードも良かったです。外国人の名前ってなかなか覚えられなくて苦手なのだけど…読みやすかったし、続きも読んでみたい。
  • カナン
    2017/12/05
    再読。19世紀末の倫敦。貴族の四男坊のド派手スタイルと、ラヴリーなデザイン画と服飾ネタの数々。専門書を漁るのも良いけれど、この本で美青年達と一緒に有名店のチョコと紅茶を頂きながら、ゆるーく甘いファッションの話に、プラス時々ビターで猟奇テイストな話が混じるティータイムは如何でしょう。ミステリーは割とあっさり解決されていきますが、その分変わり者だけど愛嬌のあるデザイナー・エドガーと、真面目で純朴なジェレミー、彼らを取り巻く仲間達の描写に頁を割いているので、映像を想像しやすいキュートな事件簿に仕上がっています。
  • すみの
    2016/06/29
    貴族御曹司のエドガーはオックスフォードに進みながらも勉学の合間に服飾専門学校にも通った珍しいイケメン四男坊。最近のお気に入りはドット柄のタイ。莫大な祖父の遺産があり、ドレスデザイナーとして同世代のジェレミーが店主の仕立て屋で仕事をしながら、仕事で使う生地の特徴をヒントに貴族階級が絡んだ事件を解明していく話。シリーズ第1作は『レーヨン』がカギ。人が自然発火し、焼死する連続事件の謎。仕立て屋ジェレミーはメゾンではなく家業の仕立て屋を誇りに思う、コツコツ頑張る堅実な男。彼のテキスタイル知識はさすがです。
  • 瀧ながれ
    2014/06/22
    せっかくいいイラストレーターつけたのに、カバーだけってのは寂しくないですか?とアンケート葉書に書いて出そうと思う。時代の光景とか雰囲気を「衣」から見られて、とても楽しかったです。「シンデレラは魔法でドレスをもらえたけど、自分では縫わなかったのよね。こんなに楽しいのに」というセリフが素敵でした♪