調幻の氷翠師

発売日 : 2014/06/20
調幻――その異能は、未来も現在も、過去さえも変えることができる
21歳になったもかかわらず、男性からの捧愛の証・リーフィンのないシェネラ。周囲は、彼女の家にふらっとやってくる「顔だけ男」のせいだと話していた。だが、彼女たちには、人には言えぬ秘密があって……!?
  • レーベル: 富士見L文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784040702193

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みんなのレビュー

  • フジ
    2014/06/22
    なかなか設定が入り組んでたので、世界観を理解するのに行きつ戻りつ読んだ感じ。文章運びもまるで海外小説を翻訳したようで、わかりにくい部分が多々あり、これは好みが分かれそう。調幻の話が題名からメインっぽいけど、内容読むとその設定はたいして生かされてない気がするなあ。でも、この付き合ってんのか、騙されてるのかあいまいな関係のふたりはどーなるのかと気になりました。
  • すがはら
    2023/07/09
    ヒロインはどんなダメ男にハマったのかと思いきや、家事万能で世話焼きなイケメンなんて素敵じゃないかと思ったけど、不定期にしか滞在せず男女の関係も避ける奴ならやはりダメかも。調幻の場面は神秘的で、脳内で映像化出来ない絵心無しな自分が無念。調幻、青入れ、ミコーなど独自の名称や習俗が色々出てきて面白かったけれど、一冊に情報量が多すぎて未消化な部分も。冷静になってしまえば、主人公は死にたくないならまず自分の爪の1つにリーフィアを入れてもらうべきでした。ルネの将来も2人の関係も全く定かじゃないし、2巻がないのが残念。
  • shizuca
    2015/09/18
    作者さんが言うようにファンタジーです。イメージは、ギリシャやローマあたり。一人称での語りなので、意図的に語らず、小出しにして徐々に、もしやこれがこうなるのか、と頭で繋がるのが楽しかったです。調幻の氷翠師ってなにかなーとタイトルに引かれて購入したのですが、なるほど、爪に求愛の印を入れるってかなりドキドキですねー見たらわかる印なのがすごく。ラストでルネと王子が出会うのは、これからどう物語がすすむのかを想像できてよかったです。ただ、主人公とルネの関係は、たしかにどんな関係なんだと言いたくなる……。
  • しろがね@中四国読メの会参加中
    2015/09/16
    ネタバレあり
    市立図書館。出会いですでに「ミコー」になってたけど…全てを許してしまうのは「ミコー」だからってだけじゃなくてちゃんとシェネラもルネのこと好きなんだよね?ルネは自分でシェネラを選んだけど、シェネラは急に指輪をつけられた感じで、そこから急に惹かれたようにも感じる描写に思えたから、後で思い出しながら感想書いてたらそこのとこが気になってきた。まぁお互い一目惚れってことでいいか。
  • 紅羽
    2014/09/03
    最初はダメ男にハマる女の子のお話かと思いました(笑)時々フラッと帰ってきて、世話を焼くどころか逆に焼いてくれて至れり尽くせり。しかも掴み所がないのにどこか可愛げがあるルネ。そんな彼を想うあまり、強気に出られないシェネラの葛藤等を読んでいると、どうにももどかしいのですが、最後はどうにか落ち着いたようで良かったです。でも時には言葉にする事も大切ですよね。