クロライドに没む

発売日 : 2014/06/11
真夏に降り積もる雪――。白に閉ざされた世界を紡ぐ珠玉の物語。
真夏に降り積もる雪――。白に閉ざされた世界を紡ぐ珠玉の物語。
  • レーベル: ファミ通文庫
  • 定価: 682円(本体620円+税)
  • ISBN: 9784047297234

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みんなのレビュー

  • T
    2021/12/10
    『真っ白な世界の片隅で』、『「丁度よいみそ汁」の作り方とその考察』、『よくできた葬送』、『海辺の街の人々』。表題と同名のボカロ曲をテーマに、白に埋め尽くされた滅びゆく世界を自分なりに生きる人々の生活四篇を紡いだ短編集。世界観的には某作品を思い出しつつも、その作品とはまた違った空気感や切なさ、人の温かさを感じられて、どの作品も面白かったですその中でも、温かい友情を描いた『よくできた葬送』と孤独な世界でのボーイミーツガールを描いた『真っ白な世界の片隅で』が個人的には特に好みでした。
  • サキイカスルメ
    2014/05/30
    どうしても頭をよぎるものが……。ボカロ曲クロライドに没むをテーマに、コンテストで受章した短編4作でした。共通事項は、塩が降ってくる世界と人の塩化。もう本当に申し訳ないのですが、人の塩化というとやはり有川浩さんのデビュー作塩の街を思い出してしまいます。塩の街が凄く好きなんですよね。ここまで近い設定で大丈夫なのかなと心配になりましたが、余計なお世話ですかね。お話は、ちょうどよい味噌汁とよくできた葬送がよかったかな。主人公のお話をちゃんと最後まで終わらせていたのが好印象でした。味噌汁の博士とキミが好きです。
  • 白黒杏仁
    2014/07/03
    塩に白に少しずつ埋まっていく世界に生きる人々を書いた短編集。「海辺の人々」「真っ白な世界の片隅で」が好き。二つとも旅に出るラストだ。 真夏の雪って言葉が残った。
  • 智倉 稔
    2014/06/11
    ネタバレあり
    有川浩は曲の元ネタらしいのでなんかもうそれはしょうがないんじゃないかな。(そちらは未読) みそしる:がんばれよSFぅぅぅ!ってなった。 よくできた葬送:最後のほうがよくわからなかったけれど青春でよかった。個人的にBTB溶液推し 海辺の人々:ほかの作品と切り取っている時間帯が違っていて面白い。あと作中詩として元曲が出てくるのが、(堂々と出せるのが)いいなぁと思った。 真っ白な:よみやすい。ボーイミーツガールだし。明るくなるわけねー。って読みながら思ってるけど明るいまま終わった。
  • 砕華
    知らなかったんだけどボカロ曲の小説化だそうです。世界が塩になっていく世界を、四名の作家による短編オムニバスにより綴る。 しかし何だろう、あとに残る印象というのが薄い、気がする。「丁度よい味噌汁」の博士が好きでした、くらいかな――あと印象が本当にorz